EPIストーブ


 我々の赴く観測地にガスコンロはない。また、撮影中に移動することなどもってのほかであるため、当然、飲食料は現場で調理しなければならないことになる。そんなとき重宝するのがこのEPIストーブだ。しかしながら、ひとくちにEPIストーブといっても季節によって使い分けが必要となってくるため、夏・冬それぞれのバージョンについて説明したいと思う。

EPIストーブ 夏バージョン


 いわゆるノーマル状態のEPIガス。気温が5度を下回らなければこのままの状態で十分使用が可能である。

EPIストーブ 冬バージョン


 寒冷地用のブースターをつけたタイプ。これにより自分の発する熱でガスタンクを保温することが可能である。ブースターをつけるために交換された受け皿は自作で、ビールのアルミ缶の底を切り取って装着してある。ちなみに最新型のEPIストーブならば、本来の受け皿にブースター装着用の溝が切ってあるため心配ご無用である。


 我々が赴く観測地に水道はない(ことが多い)。よって水は何らかの手段を用いて確保しなければならない。そこで重宝するのが4リッター用水タンク(左)である。遠征時はこのタンクに「宮崎家の井戸水」を満載して出撃し、この水を用いて、食う、飲む、洗うすべての水関係をまかなうのである。さて、ここで注目してもらいたいのは1リッター用ポット(右)である。場違いと笑うなかれ。このポットが撮影地では重要な働きをするのである。通常、観測地において湯を沸かした場合、必要な分量を使って余った湯は捨てるか、とっておいてあとで沸かし直すしかない。しかしながらこのポットがあることで、沸かした湯の保温が可能となるのである。特に寒冷地では沸かし直すために消費される燃料は無視できうる量ではない。小容量ではあっても、このポットがあることでいつでも温かいコーヒー(紅茶もしくはスープでも可)を楽しむことができるのである。おすすめの一品である。

食料


 我々の赴く観測地に台所はない(あってたまるか)。よって、遠征中に我々が口にする飲食料および調理用具は自分で用意する以外にない。そこで、出撃に際しては持てる限りの食料、調味料及び調理用具を装備することになる。ここにはある程度保存がきくものを中心に、完全孤立状態で数日間生き延びられるだけの食料が入っている。この写真には食料ケースも写っているが、このケースに収納すると、

となる。なお、この収納ケースは茶場(チャバ)を設営する際、机として使えるという利点もある。

タマゴケース


 我々が赴く観測地に金の卵を生むニワトリはいない(別に金色に限らなくてもいない)。そんな観測地での栄養補給にこの上ない恩恵をもたらすのがタマゴである。小さな卵形のボディに(当たり前だが)生きるための栄養をふんだんに詰め込んだ究極とも言える食材である。が、しかし、神はタマゴに2物を与えなかった。その究極の物体はたやすくその形を失うという欠点を持っているのだ。そんな時役に立つのがこのタマゴケースだ。12個ものタマゴを運搬時の振動からガードしつつ観測地まで運ぶ。まさに夢のアイテムだ!

マグカップ


 我々は素手で熱い茶を飲むことはできない。また、できる限り装備を切りつめてきている我々が他人のコップを持ってきている理由は全くない。天体写真を撮りに行く以上、マイカップを用意するのは常識以前の問題だろう。ちなみにこれがすでに10年以上使い続けている私のマグカップだ。同じくあやしい星見隊隊員のライナス君はしきりにチタン製マグカップを勧めるが、私はこのマグカップで十分だと思っている。まあ、彼はチタンマニアだからしょうがない。

中華鍋


 我々が赴く観測地に中華の料理人はいない(天文屋としてならいるかもしれないが)。そんな観測地で不意にチャーハンが食べたくなったらどうするか?答えはひとつ。自分で作るしかない。そんな欲求を満たしてくれるのがこの中華鍋だ。いや、チャーハンだけではない。ホイコーロでも肉みそ野菜炒めでも、炒め物なら何でもお任せである。ここで重要な注意点をふたつ。味は個人の腕次第であり、この鍋は\100である。


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