椅子


 我々が赴く観測地に安楽椅子はない(そんなものがあったら寝てしまう)。そこで、一休みする際に使用する椅子は各々用意するしかない。この場合、椅子の値段はさほど意味をなさない(ちなみにこの椅子は700円くらいである)。天体観測において重要なのは、その椅子に背もたれがついているかどうかという一点である。背もたれがついているかいないかで、己の腹筋に対するダメージが大きく変わるのである。にわかに信じがたいという方々は背もたれなしの椅子で一晩中星空を眺めてみるのがよろしいかと存ずる。己が身をもってその重要性を認識できるはずである。

スコップ


 我々の赴く観測地は平坦で普遍の道ばかりではない。溝があり、突起があり。また、陥没し、隆起する。そんな大地を御するためにはぜひともスコップを用意してもらいたい。使用例としては、昼間溶けかけて上れない雪の壁に階段を作り、日が落ちて凍結した後、そこを登って撮影をする・・・などの活躍を見せるかもしれない。なお、ジムニーには必須のアイテムであると私は信じている。

予備ガソリンタンク


 我々が赴く観測地に24時間営業しているガソリンスタンドは数少ない(経験者は語る)。そんなとき威力を発揮するのがこの予備ガソリンタンクである。夜間の移動はよほどの緊急時以外御法度ではあるのだが、それでも晴れた空を求める欲求にはかなわない。そのとき、もし、ガス欠に近い状態だったとしたら?田舎においては指をくわえて曇り空を凝視する以外にないのである。「さけぱわあ号」でさえ、10リッター補給できれば130〜140キロは走行可能である。もともと燃料積載量の小さい軽自動車にとって、長距離行にはこれ以上心強い見方はいないであろう。

ラジカセ


 我々の赴く観測地にオーディオセットはない。しかしながら我々も人の子。観測地の夜に人知れず孤独を感じ涙することもある。そんなときの心強い味方がこのラジカセである。ガイド中の退屈を癒し、茶場をより楽しい空間に変える。しかも雷の接近まで知らせてくれる便利な奴だ。

車載用CDスタビライザー


 観測地への長い道のり。音楽は欠かせぬ旅の友である。しかしながら、山道を突き進むとき、CDプレイヤーはその活動の限界を超え、しばしば不快な音曲を発することがある。そんなとき、音をやさしく守るのがこのスタビライザーである。ちなみにこのスタビライザーは4代目であり、コードネームは「VTRケース鮭茶漬け号」である。


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