2004年9月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

9月22日 「萩の蔵 純米酒」を嗜みつつ

 雄二ゴメス引退かあ。楽しませてもらいました。感謝。

48.2kg契約級8回戦
辻 昌建 判定 岸田 直哉
 軽いクラスで、ランキング空位ってことがあるんだなあ。両者ともきびきびとした動きを見せる。序盤戦はほぼ互角。ナチュラルサウスポーとコンバーテッドサウスポーの戦い。両者とも上下の打ち分けができてるなあ。中盤に入ると、お互い接近戦での打ち合いに勝負をかける。互いに出血しながらペースの取り合いが続く。果てしない乱打戦の果て、試合終了のゴングが鳴る。判定で辻の勝ち。決め手を欠いてはいたが、あの連打は両者ともいいものを持っている。

71.5kg契約級8回戦
高橋 隆介 判定 野中 悠樹
 試合は序盤からエキサイトする。緩急の激しい試合だ。わずかながら打ち合いを制しているのは高橋だが、野中もいいパンチをヒットさせるため、ペースはどちらも握れない。疲れの見え始めた後半、野中の技術力がじわじわと出始める。高橋は何をやっても中途半端。今ひとつしっくりきていないようだ。そのまま試合は終了し、判定で野中の勝ち。

60kg契約級8回戦
村上 潤二 判定 ジャガー哲也
 積極的に打ち合いを挑むジャガーに対して、かわしながらカウンターをとり続ける村上。序盤、クリーンヒットの数では圧倒的に有利だった村上だが、いくら打たれても止まらないジャガーの前に、徐々に打ち合いに巻き込まれてゆく。最終ラウンドも脅威的なスタミナで突進を続けるジャガーだが、最後まで村上を捉える事はできず、突進をいなしきった村上の勝ち。

バンタム級8回戦
稲村 健太郎 判定 木村 龍太郎
 試合開始から打ち合いを挑む木村に対して、稲村はとりあえず様子見。距離を測っているようにも見える。まず、ペースに乗ったのは木村。すばやく踏み込んで稲村を乱打戦に巻き込む。これを迎える稲村は木村の連打の隙をぬってショートパンチを集める。稲村はどうにもぎこちない打ち方をする。パンチを振り抜いていない。結局これが最後まで尾を引いた。最後にラッシュを仕掛ける稲村だったが、最後まで手数を減らさなかった木村の勝ち。

スーパー・ウェルター級10回戦
鈴木 悟 2RTKO タイソン・ユン
 鈴木がスーパー・ウェルターに転級。ミドル級でも長身だったから、よけいユンとの身長差が目立つなあ。タイミングを計る鈴木だが、その右が第2ラウンドいきなりカウンターで炸裂する。仰向けに倒れるユン。立ち上がったユンを容赦なく攻め立て、2度目のダウンはボディの集中打。最後はラッシュでマットに沈めた。圧勝。減量はつらいかもしれないが、調整をしくじらなければいいところまでいくんじゃないだろうか?何より、ミドル級の頂点にはホプキンスが君臨しちまったからなあ。あれは日本人ではどうしようもないだろう。

9月20日 「梅錦 夢人 特別純米酒」を嗜みつつ
WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
川嶋 勝重 判定 ラウル・フアレス
 うおー。10分遅れて帰宅。川嶋対フアレスの世界タイトルマッチ。次は第3ラウンドか。ん?第2ラウンドに何かあったのかな?中盤戦、フアレスの細かいパンチが川嶋を射程距離まで近づけさせない。うまいなあ。川嶋の大きなパンチはことごとく届かない。とはいえ、パンチはよく見えているようだ。少しずつだがフアレスが後退をはじめた。ボディが効きはじめたのか、リバーにはいると顔をしかめる。うぉっ。ボディでダウンとったー。第6ラウンド。強烈なリバーブローが深々とフアレスに突き刺さった。第7ラウンド、さらにテンポアップする川嶋。ただ、上への大振りは感心できない。ここはボディだろぉ。と言ってる端からまたボディでダウン!すげーボディカウンター。必死にダメージの回復を図るフアレスだが、完全に川嶋の距離。ただ、ちょっと油断したか、第8ラウンド、フアレスがストレートをきっかけに川嶋を攻め立てる。が、この距離で川嶋は負けない。接近しての左ボディ連打でフアレスを押し戻す。第9ラウンド、川嶋、ちょっと様子見すぎだなあ。が、もう、流れは変わらない。足を使って逃げるフアレスを川嶋が追い詰めてゆく。終盤になっても威力を失わない川嶋の豪打。それをいなすフアレス。フアレスは勝つ気あるのか?結局、フアレスの逃げの姿勢は最後まで変わらず、圧倒的な圧力で押し切って川嶋の判定勝ち。まあ、倒されないボクシングをされてしまってはしょうがないか。だが、最初から最後まで強打を振るいつづける川嶋。いいわ。でも、やっぱりガッティに似てる・・・。

WBO世界スーパー・ウェルター級挑戦者決定戦
マルコ・アントニオ・ルビオ 1RKO コフィ・ジャントゥア
 オープニングヒットイコールクリティカルヒットだった。左フック一閃でジャントゥアのKO勝ち。1R33秒。あまりも強すぎて、どのくらい強いのかまったくわからなかったな。

WBA・IBF世界フェザー級タイトルマッチ
ファン・マヌエル・マルケス 判定 オルランド・サリド
 成長著しいサリドが万能型チャンピオン・マルケスに挑戦する。出だしは慎重な立ち上がり。お互いに相手の隙を探り合っている。お。サリドが膝をついた。スリップにはなったけど、マルケスの左アッパーが効いたようにも見えたな。中盤戦、徐々に手数が増えてきた。サリドのエンジンがかかってきたようで、マルケスがじりじりと後退をはじめる。応戦するマルケスだが、なかなかクリーンヒットは奪えない。パワーはマルケスなんだが、打ち合いを制しているのはサリドの方だ。おっ。カウンターのタイミングも合ってるな。ペースを取り戻したいマルケスは、強く踏み込むパンチでサリドを止めにかかる。が、逆に支配することができない。サリドのヒットアンドアウェイがしっかりしてるから、打ち終わりを狙うマルケスのパンチが当たらないんだ。こりゃわからんなあ。そのまま最終ラウンドまで闘いきり、結果はマルケスの判定勝ち。

4団体統一世界ミドル級タイトルマッチ
オスカー・デラホーヤ 9RKO バーナード・ホプキンス
 世紀の一戦のゴングがついに鳴った。様子をうかがうデラホーヤに対して、ホプキンスは待ち構えているように距離をとる。ラウンドが進むにつれ、緊張感が高まる。お互いのパンチの狙いが定まってゆく。ホプキンスが長距離砲を放てば、デラホーヤは接近した一瞬に速射砲を叩き込む。第6ラウンド、一気に距離を詰めて打ち合いに持ち込むホプキンスだが、デラホーヤはその猛攻をいなして手を返してくる。紙一重の攻防。打ち合いは続く。ジャブとストレートで攻め立てるホプキンス。そのパンチをかいくぐって接近し、ボディに連打を放つデラホーヤ。わずかに押しているのはホプキンスか。体力の差が、こういうところで滲み出てくるな。画面で見ていてもホプキンスのプレッシャーは強烈だ。デラホーヤが焦っているかのように見える。終盤、ホプキンスが攻勢に転ずる。離れた距離では左右ストレートで突き放し、接近すればフックで振り払う。そして第9ラウンド、デラホーヤに屈辱の瞬間が訪れる。ホプキンスの拳がデラホーヤの肝臓を抉った。リングに這いつくばり、悶絶するデラホーヤ。10カウント内に立ち上がることはできなかった。ホプキンス強い。デラホーヤの偉業も認めるが、ホプキンスの強さは尋常ではない。まさにリアルチャンプの風格を見せつけたといったところだ。

9月16日 「梅錦 酒一筋 純米原酒」を嗜みつつ
WBOインターコンチネンタル フライ級タイトルマッチ
ブライム・アスロウム 判定 アレキサンデル・マクムトフ
 フランス期待のアスロウム。いきなりサウスポーでの立ち上がりを選ぶ。対するマクムトフはじりじりと後退しながら様子見のパンチを繰り出す。両者とも時折ガードの隙をつくパンチをヒットさせるが、押しつ押されつの展開が続く。中盤に入っても一進一退の打ち合いが続くが、中でもマクムトフのボディが目立つようになってきた。アスロウムの動きが鈍る。あと2ラウンド、白黒つけるためにアスロウムが打って出る。が、マクムトフは細かい出入りを繰り返して、うまく勢いをいなしている。徐々に力をなくしてゆくマクムトフだが、打ち倒されるまでには至らず、判定でアスロウムの勝ち。

WBC米大陸フェザー級タイトルマッチ
リカルド・フアレス 判定 ザヒール・ラヒーム
 全勝対決。出だしは慎重なパンチの交換から始まったが、徐々に回転数が上がってゆく。まず、ペースをとったのはフアレス。懐に飛び込んで強烈なショートパンチを振り回す。そして第4ラウンド、ラヒームの交わす方向を読んだ大きなフックが、ラヒームの顔面を打ち抜く。ダウン。このポイントを挽回すべく奮闘するラヒームだが、再三、後頭部を手で抑えるということで、3度も減点を食らってしまう。これで完全にペースを崩したラヒームはポイントを取り返すことなく最終ラウンドのゴングを聞き、フアレスの勝ち。

9月12日 「酔鯨 特別純米酒」を嗜みつつ
51.5kg契約級8回戦
萬藤 厚史 判定 伊藤 克憲
 構えの似ている両者の対戦。ガードを高くあげてこつこつと細かいパンチを打ち合う。わずかながら伊藤が押しているように見えるが、萬藤も負けじと打ち返す。伊藤はちょっとオープンブローが多いかな?しかし、手数の多さが次第に萬藤を失速させてゆく。あのしつこいボディがいい。第7ラウンド、萬藤が反撃を試みる。手数を増やして乱打戦を挑み、終了間際にはクリーンヒットを奪うが、伊藤の回転は止まることがない。そのまま試合終了。手数で押し切った伊藤の勝ち。

スーパー・フェザー級8回戦
北島 桃太郎 判定 小堀 佑介
 左の突き合いから始まったこの試合。両者ともあれよあれよという間に回転数が上がり、初回から激しい打ち合いとなった。北島の鋭いパンチが小堀の顔面を数回捉えるが、小堀も重いパンチで押し戻す。第4ラウンド終盤、小堀が猛烈なラッシュを仕掛けるが、よく見てカウンターを狙っていたのは北島の方だな。第5ラウンド、さらに激しい殴り合いが始まる。最初押していったのは小堀。北島をロープ際に詰めるものの、パンチが荒くなったところにカウンターを合わされて形勢逆転。逆にロープに追い込まれてしまう。それでもやまない小堀の連打。毎回のように猛打にさらされる北島は、要所でパンチを返すものの、明らかに失速してきた。残すはあと3分間。果てしなく続く打ち合いの果てにゴングはなった。小堀の判定勝ち。両者ともナイスなガッツを見せてくれた。よく見ると小堀もガッティ顔だな。川嶋といい、なぜこの系統の顔は乱打戦が好きなのか?

スーパー・バンタム級10回戦
長井 祐太 判定 富本 慶久
 天才肌の両者の対戦。共に足を使いながら、切り込むタイミングを計る。揺さぶる長井に、迎え撃つ富本といったところか。攻め込む長井だが、うまいこと富本にはぐらかされている。さて、富本はどこで攻勢に転ずるのか?長井の勝機もそこにあるはずだ。が、富本は待ちの姿勢を崩さない。このままいけば勝てると踏んでるのかな?長井にも疲れが見えるようになってきたところで富本のまぶたから出血。最終ラウンド、長井のパンチが富本にヒットするが、つけ込もうとする長井に立て続けにカウンターを合わせてペースを渡さない富本。判定で富本の勝ち。

日本フェザー級タイトルマッチ
大之伸くま 9RTKO 榎 洋之
 榎の日本タイトル挑戦。あまりにも時間がかかったなあ。彼はもっと駆け足でより大きな舞台に出ていくものと思っていた。対する大之伸。榎に匹敵するハードパンチャー・ゴメスを屠っている。凱歌はどちらに上がるのか?初回、細かく手を出すのは大之ケ伸。榎に手を出す隙を与えないようにするつもりか?が、榎の強打は半端じゃない。その拳が深くボディに突き刺さる。手数対パワーで打ち合いは拮抗してたが、パワーに勝る榎が次第に前進をはじめた。第4ラウンド、榎のパンチが面白いように大之伸を捉える。細かいパンチだが、確実にダメージを与える拳だ。第5ラウンド、すでに大之伸の足は動かない。榎の上下の打ち分けが素晴らしい。が、ビッグパンチを許さない大之伸の気力も凄い。そして、終盤を前に、榎に疲れが見えはじめる。ペースの落ちない大之伸は榎のプレッシャーをそらしながら手数を集める。すげースタミナと打たれ強さだ。なんで榎のあのパンチを喰らって倒れないんだ?こいつはダウンすることはないんじゃないかと思いはじめた第9ラウンド。顔面をかするようなパンチで大之伸がマットに沈んだ。積み重ねられたダメージが噴出したダウン。なんとか立ち上がるが、すでに榎のパワーに抗うだけの手数は出ない。反対側のコーナーに押し込まれて連打を喰らったところでタオルが投げ込まれた。新チャンピオン誕生。素晴らしい試合だった。・・・一抹の不安。榎を見ていると名護を思い出す。狙いすましたパンチで勝ちあがって、狙ったパンチが当たケらなくなったところで壁にぶつかった。ぜひ、その壁は越えてもらいたい。

9月11日 「酔鯨 特別純米酒」を嗜みつつ
スーパー・ライト級4回戦
本間 靖人 1RTKO 鎌田 卓
 鎌田の右フックであっという間のダウンシーンが訪れる。デビュー戦同士の戦い、本間はW頭の中真っ白だろうな。鎌田のラッシュを為す術もなく浴びてマットに沈んでしまった。さすがアマチュアエリート。期待できるかも。

バンタム級4回戦
福田 慎也 判定 宮嶋 潤
 初っぱなから頭を擦りつけての力比べ。いいなあ。こういうやつら。しかし、両者とも完全にペースを握ることはなく、小刻みなパンチの交換が続く。あ。ふたりともサウスポーのファイターか。しかも右利き。今、気がついた。クロスレンジで福田。ミドルレンジで宮嶋か。わずかに得意な距離が違うが、この距離の差をどちらが支配するかがポイントになった。密着戦でパンチをよりヒットさせたのは福田。判定で福田の勝ち。

フェザー級8回戦
円谷 篤史 判定 渡邉 一久
 さて、期待の若手同士aニYテvの戦い。渡邉はパンチありそうだ。円谷はどうやってあの大砲をかいくぐるのか?と思っていた矢先の第2ラウンド、さっそくその大砲が火を噴く。密着した距離からの至近弾。立ち上がったものの、円谷はパンチをいなしきれず、ガードの上から容赦のない強打を浴びてしまう。いやー、勢いがついたら止まらないな。なんとか機先を制しようとする円谷だが、どうしても呑まれてしまう。ん。第4ラウンドの円谷のフック、効いたんじゃないか?アナウンサー、無視するなよ。ただ、これがきっかけになったのかわからないが、渡邉の動きが鈍りはじめたな。攻撃と防御の落差が大きくなってきた。第7ラウンド、ペースは徐々に円谷へ。渡邉の豪打はいまだ生きているものの、攻めの勢いは完全に互角だ。最終ラウンド、互いに疲れは見えてきたが、手は止まらない。そして、渡邉の右が再び炸裂。フックで再び円谷をマットに這わす。円谷は立ち上がるが万事休す。判定で渡邉の勝ち。ムラッ気はあるけど、強いわ。ところで、オリンピックの円谷は「つむらや」じゃなかったっけ?

9月8日 「越乃かぎろひ 千寿」を嗜みつつ
スーパー・ライト級10回戦
フランシスコ・ボハド 判定 ジェシー・ジェー9ムス・レイハ
 レイハももう38歳かあ。スーパースター街道まっしぐらのボハドにどれだけ抗えるか。意表をついて前進するレイハ。機先を制されたかと思ったボハドの一発が、第2ラウンドにレイハをマットに這わせた。勢いを一気に消しさるパンチだった。とにかく鋭い。レイハも度胸がすわってるし、同じリズムでパンチは出してくるんだけど、正確さとパワーが違う。ボハド、以前と比べてジャブがキレる。ところが、ペースが握れない。ここはベテランの味かな。攻勢をとっていたはずのボハドが次第に後手にまわり始める。あっという間にレイハがペースを掴む。一発狙いで後退しつづけるボハドに上下のパンチを浴びせつづける。うまい。最終ラウンドもレイハはペースを渡さない。細かいパンチでボハドの強打を完全に封じ込めてる。スプリットデシジョ4gンでレイハの勝ち。古豪健在、って感じだった。

WBC世界スーパー・ライト級タイトルマッチ
アルツロ・ガッティ 2RKO レナード・ドーリン
 K.O.率の違いこそあれ、ファイター同士の一戦。ミドルレンジのガッティとクロスレンジのドーリン、どちらが距離を支配するのか?軽くc6Yテvジャブを放つガッティ。一触即発の雰囲気を保ちながらの試合開始だ。ドーリンが接敵するチャンスをうかがう。緊迫する打ち合いの中、勝負は一瞬で決する。ガッティの左ボディがドーリンのリバーを抉った。悶絶するドーリンは蹲ったままテンカウントを聞いた。すげー。世界戦の舞台で、ボディ一発K.O.できる選手はそうはいない。これぞガッティだ。やっぱ川ェ嶋に似てるよな・・・スタイルも顔も・・・。

9月5日 「大盃 純米 秋あがり」を嗜みつつ
タイソン戦見逃したぁ〜(;;#
50.0kg契約級8回戦
中島 健 判定 レイ・オライス
 まずは様子見といった感じの立ち上がり。まず、攻勢をかけてきたのはオライスだった。中島は落ち着いて対処しようとするが、鋭いパンチがガードの隙間に滑り込む。オライスやるなあ。パンチ力は感じられないものの、うまいことパンチを当ててる。中島のボディがたまに決まるが、ペースをとるまでにはいかない。そのまま判定にもつれ込んで中島の勝ち。ただ、印象はオライスの方が良かったなあ。中島は意識し過ぎてか、ボクシングが荒かったような気がする。

60.0kg契約級8回戦
高林 隼人 判定 ジャガー哲也
 やる気満々のふたり。いきなり高林のアッパーがジャガーの首を引っこ抜く。ちょっと慌てるジャガー。すぐに落ち着きを取り戻すと、両者足を止めてのどつきあいがはじまった。まず打ち勝ったのは高林。きれいなフック2発でジャガーを後退させる。しかし、そこで仕留めるには至らず、再び打撃戦となった。第3ラウンド、形勢が傾きはじめる。ジャガーの細かいパンチが高林をロープに押し込める。キレは高林の方が上なんだけど、しつこさでジャガーが勝る。そのしつこさが次第に高林を圧倒しはじめてきた。そして最終ラウンド、最後の打ち合いが始まった。最終ラウンドとは思えない手数。互いにクリーンヒットを浴びつつも、手を止めない、足を止めない。そのまま判定。ジャガー哲也の勝ち。でも、これは両者に拍手だね。いい試合だった。

ス8aエーパー・フライ級8回戦
村井 勇希 ドロー ロヘリオ・ガルシア
 初っぱなから鋭いパンチの交換。ガルシアがボディを重点的に狙ってくる。激しい打ち合いが続く第6ラウンド、先にペースダウンしたのは村井だった。ガルシアのボディがしつこい。これが世界ランカーの証かな。最終ラウンドは頭をつけてのクロスファイトから当たれば勝ちの大振り合戦。結局、判定はドロー。ガルシアのしつこさに村井はよく耐えた。得るものはあったんじゃないだろうか。

9月3日 「谷川岳 純米酒」を嗜みつつ
58.0kg契約級4回戦
須賀 大輔 ドロー 関谷 勝則
 デビュー戦同士の戦い。'52手数は互角だけど、パンチのキレは関谷がわずかに勝ってる。そのままペースを握るかと思っていたら、試合は徐々に泥沼へ。試合は判定までもつれこんでドロー。ま、両者とも疲れきっていたけど、最後までパンチを出しつづけた根性はオッケー。

53.0kg契約級4回戦
高田 直秀 判定 竹端 将樹
 初勝利が欲しい二人の対戦。スピーディな打ち合いで幕が開いた。第2ラウンド、高田の大きなフックで竹端がひ8aエざをつく。それを合図に、お互いのパンチが的を捉え始めた。そして第3ラウンドは逆に、竹端の猛攻で高田が後退させられる。一進一退の打ち合いのまま試合終了。ダウンを喫しながらも竹端が初勝利をおさめた。

58.0kg契約級4回戦
壇上 竜一 判定 武本 康樹
 激しくパンチを交し合う序盤戦。デdb9ビュー戦の武本は落ち着いて様子を見ようとするが、壇上は激しい突進を繰り返してペースを奪いにかかる。最終ラウンド、フラフラになりながらも前進する壇上だが、武本が狙い済ましてカウンターを取りつづける。そのまま試合終了。武本の勝ち。

51.5kg契約級4回戦
橋本 泰治 ドロー 井階 甲'52基
 追う橋本と待ち受ける井階。互いのリズムの接点で鋭いパンチの応酬が見られる。が、そのまま試合は終了。ドローとなった。

フェザー級4回戦
戸村 能久 判定 酒井 慶太
 ファイター同士の対戦。ふたりとも敵の眼前で足を止めてパンチを振り回す。果てしなく続く乱打戦。最後の1分間はすでに腕を振り回しているだけだったが、それでもよくがんばって手を出しつづけていた。この根性を忘れずに。

51.5kg級6回戦
竹本 裕規 2RTKO 中原 大介
 初回、フェイントの掛け合いから武本のストレートが中原を捉えた。両者、きびきびした動きを見せていたところから突然の展開だ。そして第2ラウンド、竹本の圧力が中原を押しつぶす。突進力と手数でdNea中原をロープ際にくぎ付けにし、最後、崩れかけたところでレフェリーストップ。大口を叩くだけあって強い。

9月1日 「真澄 純米酒」を嗜みつつ
WBO暫定世界ウェルター級王座決定戦
カーミット・シントロン 8RTKO テディ・リード
 ハードパンチャー同士の頂上決定戦。ふたりとも手が長いなあ。いきなりねじ伏せb'52てしまおうとするリードと、隙を探して畳み込もうとするシントロンの駆け引きが面白い。第3ラウンド、ついにシントロンの拳がリードを捉える。ゴング間際のクロスカウンターが見事にこめかみを打ち抜roいた。なんとかゴングに救われたリードは、強打にさらされながらも逆転を試みる。脅威のねばりをみせるが、第8ラウンドついに力尽きる。本能の趣くまま立ち続けたリードだったが、クリーンヒットに再びダウン。立ち上がったものの、続くラッシュにレフェリーが割って入った。いやー、ガチンコ勝負だったなあ。先に当>たったものがちと思っていたんだけど、まさにそのとおりだった。先にダウンをとったシントロンがそのまま押し切ってベルトを巻いた。ちょっと危なっかしいところもあるが、今後どうなっていくか楽しみだ。

WBA世c6c
ラクバ・シン 判定 ファン・ディアス
 あのシンが無敗のディアスを迎え撃つ。うわー。ディアス、左右フックの連打速えー。ストレートもシンのガードを割って入ってくる。初回、戸惑ったシンだが、勢いに呑まれまいと前進をはじめた。果てしなく続く、つま先を突き合わせた打ち合いがはじまった。前半は勢いに勝るディアスが圧倒するが、徐々にシンが圧力を強めてゆく。ディアスの消極策がシンに付け入る隙を与えたようだ。が、ディアスもそのまま引き下がらない。次第にディアスのほうがペースを握ってゆoきつつ、打ち合いは続く。そして最終ラウンドのゴングを聞く。ディアスの判定勝ち。この若者、すごい。最初から最後まで、パンチのキレが落ちなかった。世界を奪ったこと以前に、これからどのくらい強くなっていくのか楽しみだ。

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