2005年4月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合結果を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

4月30日 「大信州 大吟醸」を嗜みつつ
50kg契約級4回戦
伊藤 和貴 判定 斉藤 秀治
 両者、最後まで手を出し続ける乱打戦となるが、お互い致命打を与えることなく試合終了。斉藤の判定勝ち。

ライト級4回戦
土井 政弘 ドロー 田川 智久
 距離を生かして突き放したい田川だったが土井の乱打に巻き込まれてどろどろの打ち合い。判定はドロー。

スーパー・フェザー級6回戦
木村 智仁 5RTKO 佐藤 真士
 テクニックで上回る木村が徐々に佐藤を追いつめ、最後は連打でTKOでしとめた。が、一方的な展開だったとはいえ、もう少し様子を見ても良かったと思う。

日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ
クレイジー・キム 2RTKO 前田 宏行
 キム圧勝。体重差を最大限に生かした戦い方で、あの前田を完璧に叩き潰してしまった。必ずしもきれいに捉えたパンチではないにもかかわらず、タフな前田が脆くも崩れ落ちてしまうあたり、とんでもない破壊力が伺える。強い。で、あの風貌はホプキンスを意識してるのか?

4月21日 「幻の瀧 純米吟醸酒」を嗜みつつ
日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ
本望 信人 判定 真鍋 圭太
 真鍋の剛腕をテクニックで完封した本望。でも、最初の傷がパンチだったら、他の傷が開いてもTKO負けじゃなかったっけ?

スーパー・バンタム級8回戦
長井 祐太 7RTKO 竹下 隆之
 抜群のセンスを感じさせる攻撃で竹下に打ち勝った長井。でも、攻撃センスと引き替えに防御感がないか?あまりにもたやすく竹下の連打にさらされていたな。

ミドル級10回戦
ジャーメイン・テイラー 3RTKO ダニエル・エデュアルド
 テイラーのフリッカーが冴えた。アウトレンジに釘付けにしたままパンチを畳み込み、最後はエデュアルドがコーナーでグロッキーになったところでレフェリーストップ。ホプキンスの牙城を崩せるか。

WBC世界スーパー・ライト級挑戦者決定戦
ジュニア・ウィッター 判定 ラブモア・ヌドゥ
 ウィッターの変則ボクシングがヌドゥを完封してウィッターの勝ち。強打を器用にコントロールしてピンポイントで着弾させるテクニックはお見事。

4団体統一世界ミドル級タイトルマッチ
バーナード・ホプキンス 判定 ハワード・イーストマン
 ホプキンス四十にして惑わず。敷かれたレールの上に載ってしまったイーストマンは最終ラウンドまで自力を見せることができなかった。判定でホプキンスの勝ち。

バンタム級4回戦
高田 直秀 ドロー 田口 光太郎
 追う田口と迎え撃つ高田。一進一退の試合は決着つかずドロー。

スーパー・フライ級6回戦
堀田 英也 2RTKO 佐藤 武夫
 アウトボクサーの佐藤はなんとか距離を制しようとしたのだが、第2ラウンド、あえなく堀田の強打につかまる。キレのある強打を容赦なく叩き込まれてレフェリーストップ。堀田の詰めの鋭さはただごとではないな。強い。

WBCミニマム級タイトルマッチ
イサック・ブストス 判定 高山 勝成
 ブストスの強打を最後の最後まで完封しきった高山がチャンピオンベルトを巻いた。とにかく巧い。そして21歳とは思えない落ち着き払った試合運びは完成度の高さをうかがわせるなあ。

フライ級8回戦
久高 寛之 判定 竹村 貴宏
 序盤、距離を制した久高。後半は竹村の距離で打ち合いとなったが、決して打ち負けてはいなかった。がっぷり四つの打ち合いのまま試合終了のゴングを聞き、久高の勝ち。

WBC世界ランキングチャレンジマッチ10回戦
アルマン・デラクルス 判定 中島 健
 序盤、デラクルスのパワーと、下の階級のスピードに翻弄された中島だったが、中盤から互角以上の打ち合いに持ち込んで、見事にポイントアウトした。さすがに世界ランカー、倒すところまでは至らなかったか。

OPBFミニマム級タイトルマッチ
ロデル・マヨール 判定 興梠 貴之
 よく食い下がった興梠だったが、マヨールの的確なボクシングの前には為す術がなかった。判定まで持ちこんだだけでも良しとすべきかもしれないな。

WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
イバン・エルナンデス 7RTKO フェルナンド・モンティエル
 エルナンデスのパワーと突進をモンティエルのクレバーさが打ち砕いた。上下ともに攻め立てて、どちらでも倒せる状況にした上で放たれたボディブローは勝つべくして勝つもののパンチだった。

WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
マルコ・アントニオ・バレラ 2RTKO ムゾンケ・ファナ
 初っぱなからバレラのオーラに呑み込まれてたファナ。挽回する暇もなく第2ラウンドに殴り倒されて終了。バレラ強すぎ。

スーパー・フェザー級6回戦
ビセンテ・エスコベド 1RTKO ホセ・ロドリゲス
 注目のオリンピアン、エスコベド。テクニシャンかと思いきや、ロドリゲスの芯にダメージを与える固い拳をすでに持っているようだ。今後が期待できそうだな。

フェザー級6回戦
アーロン・ガルシア 判定 ブライアン・ガルシア
 ベタ足インファイター同士のガルシア対決。パンチを的確に当て続けたアーロンの勝ち。あれだけ当てたのであれば、せめてダウンはとってほしい。やはりオープンブローが原因か。

128P契約級6回戦
ホルヘ・リナレス 4RTKO ルイス・ペレス
 粘るメキシコのベテラン・ペレスの顎をリナレスの右が貫いたのは第4ラウンド。自分の距離に釘付けにし続けたあげくの見事なK.O.だった。

127P契約級6回戦
粟生 隆寛 判定 マリオ・ロドリゲス
 最初から最後まで圧倒しまくった粟生だったが、ついにロドリゲスの超変則ボクシングを崩しきることはできなかった。粟生が悪かったというより、ロドリゲスが異常に打たれ強かったんだな。

日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ
中島 吉謙 判定 木村 章司
 スリリングなパンチの交換となった日本タイトルマッチ。第4ラウンドにダウンを奪った木村が新チャンピオンとしてベルトを手にした。実に見応えのある10ラウンドだった。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
ウィラポン・ナコンルアンプロモーション 判定 長谷川 穂積
 ジャパニーズキラー・ウィラポンとがっぷり四つの打ち合いを演じた穂積。クリーンヒットは互角以上。そして、あの鉄壁のチャンプを下して穂純がベルトを手にした。しかし、辰吉がウィラポンの手を挙げてるのはいかがなものかと思う。本人の下心丸見えだしなあ。

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
新井田 豊 判定 金 在原
 序盤こそ新井田のテクニックが光ったが、後半は金のしつこさに巻き込まれて、当たった者勝ちの打ち合いになった。中盤までは新井田のクリーンヒットがポイントをとっていたが、終盤は死力を振り絞っての殴り合い。判定を制したのは新井田。両者、ご苦労様。いい試合だった。

10回戦
坂田 健史 1RTKO ゴントラニー・ゴーグーマノン
 アッという間。しかもゴーグーマノン悶絶。凄まじい坂田のボディだったけど、もう少し戦ってもらわないと、正直、よくわからなかったな。とりあえず万全の復帰戦だった。

スーパー・フェザー級10回戦
竜 宮城 判定 渡辺 一久
 一発を秘めた竜をスピードとパンチコントロールで完璧に押さえ込み、判定で渡辺の勝ち。なかなかスリリングな試合だった。

スーパー・ライト級4回戦
永野 竜也 2RTKO 井上 亮
 永野強い。特に超接近戦から突き上げられる右アッパーと、大外から抉り込まれるサイドボディは絶品だ。油断さえしなければ新人王戦いいとこまでいくんじゃないだろうか?

WBA世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
マーティン・カスティーリョ 判定 エリック・モレル
 固い拳のぶつけ合いとなったこの試合。的確に急所を捉え続けたカスティーリョに軍配が上がった。モレルもよく頑張った。なにより、あのボディをあれだけ耐えるとは信じがたい。

WBOスーパー・ライト級タイトルマッチ
ミゲール・コット 判定 デマーカス・コーリー
 コーリーから先制のダウンを奪うも、ダウン寸前の状態に追い込まれたコット。しかし最後は持ち前の堅実な攻めでコーリーを下した。コーリーは最後はやる気なくしてたんじゃないか?

4月3日 「一ノ蔵 特別純米酒」を嗜みつつ
ミニマム級8回戦
小川 利樹 判定 伊東 純平
 致命打はなかったものの、絶え間なくパンチを当て続けた小川が伊東の強打を退けて判定勝ち。両者の歯ぎしりが聞こえるような打ち合いだった。

スーパー・ライト級8回戦
近藤 康弘 判定 速水 美成
 古豪・速水の老獪さが、近藤の強打を完封して速水の判定勝ち。老いは恥ではない。まさにそんな感じの試合運びだった。

フェザー級8回戦
宮田 芳憲 8RTKO 堀川 昌憲
 初回から豪打を振り回し続けた宮田。堀川はうまくさばき続けたが、採取ラウンド、ガードが徐々にこじ開けられるのを見かねたレフェリーが試合をストップ。宮田の勝ち。お互い、もう一歩先まで行きたかったろうなあ。

日本フェザー級タイトルマッチ
榎 洋之 判定 武本 在樹
 榎の隙を突きたかった武本。序盤はうまい具合に榎をコントロールしたが、次第にパンチのパワーで押し込まれて榎の判定勝ち。

バックナンバーへ


メインページ1[へ戻る