2006年6月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合結果を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

6月27日 「腰古井 純米酒」を嗜みつつ
WBO世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
ダニエル・ポンセ・デ・レオン  2RKO  ヘルソン・ゲレロ
 急遽、初防衛の相手がゲレロに変わったデ・レオン。しかし、何の問題もなかった。押し潰すような威圧感で前進し、ゲレロに何もさせないまま、勝利をもぎ取った。デ・レオンのKO勝ち。下の階級相手とはいえ、デ・レオンのパンチ力はハンパじゃない。どこまでゆくか楽しみだ。

NABO北米ウェルター級王座決定戦
ワルテル・マティセ  10RTKO  ポール・ウィリアムス
 長身を生かしてウィリアムスを突き放そうとするマティセ。しかし、ウィリアムスも鋭い踏み込みで懐へ潜り、強打を振り回す。互いのパンチが互いの膝を揺らす攻防の末、後退しはじめたのはウィリアムスだった。それでも、マティセの勝負所で強烈なパンチを返し、逆に押し戻すなど、必死の抵抗を続けるも、最後はコーナーで棒立ちとなり、レフェリーストップ。マティセのTKO勝ち。距離の奪い合いに全力を尽くした試合だった。

WBO世界バンタム級タイトルマッチ
ジョニー・ゴンサレス  判定  フェルナンド・モンティエル
 小柄な体をちょこまか振って、的確なパンチを放つモンティエル。これを正当はボクシングで迎え撃つゴンサレス。体格差もあってか、徐々にモンティエルの勢いが衰えてゆく。しかし、ゴンサレスは変わらずカウンターの脅威にさらされていた。不用意に飛び込むとモンティエルのパンチが打ち込まれる。激しい殴り合いは最後まで続き、判定でゴンサレスの勝ち。

6月26日 「腰古井 純米酒」を嗜みつつ
フェザー級4回戦
黒本 昭  1RTKO  大恵 幸義
 積極的に距離を作りにいった黒本の連打が大恵を捉える。あっという間のダウン。立ち上がって再開するものの、スピードに乗った黒本の前に棒立ちになる大恵。レフェリーが試合を止めて黒本のTKO勝ち。

ライト級4回戦
松村 直人  判定  菊池 幸三
 長身の松村に対して速攻を仕掛けた菊地。距離を詰めてからのフックが見事に松村を捉えて最初のダウンを奪う。しかし、このダウンを機に自分の距離を取り始めた松村のパンチが、徐々に菊地の接近を阻みはじめた。離れて松村、近づいて菊地というわかりやすい図式。最後はダウンのポイントがモノを言って菊地の判定勝ち。

スーパー・フェザー級4回戦
竹下 彰太  判定  田中 宏幸
 距離をとりたい竹下。しかし、田中はそれを許さず、懐に潜り込んでボディを放つ。しつこししつこく追い回し、最終ラウンド、竹下がずるずると尻もちをつくように座り込んだ。田中がダウンを奪う。このポイントを挽回しようと、竹下も奮起するが、敵わず。田中の判定勝ち。

スーパー・バンタム級10回戦
三谷 将之  負傷判定  宇野 寿修
 がむしゃらにチャンスを探す宇野だが、三谷の落ち着いたボクシングになかなか前進することができない。しかし、持ち前のしつこいボクシングで致命打をかわし、三谷の厳しい攻めにもなんとか耐えていたが、三谷のパンチで瞼を切り裂かれてしまう。レフェリーは試合続行不可能と判断し、試合終了。三谷の負傷判定勝ち。

6月23日 「腰古井 純米酒」を嗜みつつ
スーパー・フェザー級8回戦
会田 篤  判定  木村 智仁
 リズムよく始動した会田。豪快なパンチが木村を捉える。このまま調子に乗っていくのかと思いきや、そのパンチはあっという間に空を切るようになる。そして木村の距離に引きずり込まれてゆく。潜り込まれて腹を叩かれる会田。最後まで距離の奪い合いとなったこの試合だが、両者とも致命打を叩き込むには至らず、会田の判定勝ち。

フェザー級8回戦
堀 茂男  判定  朝野 健太郎
 ファーストコンタクトで朝野からダウンを奪った堀。このチャンスを生かしたいところだったが、朝野も粘りを見せてガチンコの打ち合いにもつれ込んでゆく。試合は壮絶な殴り合いのまま終了。判定で堀の勝ち。

113P契約級10回戦
トラッシュ中沼    ジョジョ・バルトン
 早々にリバーブローでダウンを奪った中沼。ここで終わるかと思われたバルトンだったが、そこはそれ、フィリピン現役王者の意地を見せて踏みとどまる。しかし、このまま中沼が攻撃を続ければ、落ちると思っていた。が、アクシデントが発生する。中沼が左肘を負傷。ダウンを奪ったリバーブローが出せなくなり、主導権はバルトンに移りはじめる。中沼はなんとか手を返して凌ぎ、激しい打ち合いのまま試合終了。判定で中沼の勝ち。

日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ
福原 力也  9R終了TKO  山中 大輔
 きわどい拳の交換で始まったこの試合。いきなりダウンを喫したのは福原だった。このダメージを引きずる福原。ただ、山中の詰めがいまいち甘い。しかし、回復しかけたところで福原は再度ダウンをし、しかも、右腕にダメージを負ってしまったところで勝負は決まった。9Rが終了した時点でセコンドが試合続行不能を告げて試合終了。山中の勝ち。

6月22日 「銀嶺月山 純米酒」を嗜みつつ
ライト級4回戦
生田 真敬  判定  大澤 陽介
 踏み込み際のパンチで大澤を崩してゆく生田。きれいな右ストレートでダウンを奪った第1ラウンド終了直後、大澤のパンチがガードを解いた生田の顔面を打ち抜いた。蹈鞴を踏む生田に30秒の休憩が与えられる。大澤はレフェリーを背にしていたし、しょうがないといえばしょうがないか。打ち合いはこのまま最終ラウンド終了まで続き、判定で生田の勝ち。

スーパー・ライト級4回戦
井上 亮  判定  辻野 麻央
 渾身の拳を振るいあった井上と辻野。最終ラウンド、井上の右ストレートで前のめりに倒れ込んだ辻野。そこで折れることなく、最後の1分間に勝負をかけたが試合は判定へ。井上の勝ち。

56.6kg契約級8回戦
大川 健二郎  判定  高山 和徳
 左主体でテンポ良く攻める高山に、大川はなかなか距離をあわせることができない。強打を当てることができれば、流れを一気に変えられる大川なのだが、その一発が入らない。逆に高山のパンチが要所で大川を捉える。最後まで続いた殴り合いの結果、判定で高山の勝ち。

6月20日 「銀嶺月山 純米酒」を嗜みつつ
IBF世界ミドル級タイトルマッチ
アルツール・アブラハム  判定  コフィ・ジャントゥア
 がっちりとガードを固めて虎視眈々と隙を狙うアブラハムと、リズミカルなステップで追いつめにかかるジャントゥアの対決。両者とも渾身のパンチを振るう。きわどい拳を放ち、かわし、そして疲れていった。アブラハムのガードは落ち、ジャントゥアの足はもつれる。それでも最後まで力一杯殴り合い、試合終了。判定でアブラハムの勝ち。

WBC世界スーパー・ミドル級タイトルマッチ
マルクス・バイエル  負傷ドロー  サキオ・ビカ
 互角の打ち合いを展開するバイエルとビカだったが、第4ラウンド、ビカの頭がバイエルの頬を直撃する。大きく裂けた傷口にドクターは首を横に振り、試合は負傷ドロー。

6月19日 「銀嶺月山 純米酒」を嗜みつつ
50kg契約級4回戦
長田 瞬志  判定  金城 吉廣
 ストレートの距離で様子をうかがう両者。さらに半歩踏み込みたい長田と釘付けにしたい金城。展開は一進一退となり、最後までよく手を出したが決着は判定へ。金城の勝ち。

ライト・フライ級6回戦
山脇 正輝  判定  諸 一宇
 器用に拳を操る諸。山脇はじりじりと追いつめるが、そのガードを縫って諸のパンチがきわどいところをすり抜けてゆく。時折、強烈なボディを叩き込む山脇だが、やや、空回り気味だ。終盤、動きの鈍くなってきた諸に対して、なんとか攻め落とそうと連打を畳み込んだ山脇だったが、ダウンを奪うことはできず、判定で山脇の勝ち。

ライト級6回戦
高橋 秀鎮  3RTKO  竹ヶ鼻 亮二
 緊迫感のある打ち合いを怨じる両者だが、早々に竹ヶ鼻が高橋のパンチで目尻をカットする。再三のレフェリーチェックの末、ついに試合はストップ。高橋のTKO勝ちとなった。

フェザー級6回戦
佐梁 孝志  判定  藤本 弘明
 いきなり始まった激しいパンチの応酬。それは回を追うごとに激しくなってゆく。佐梁と藤本の打ち合いは互いに譲ることなく、試合終了のゴングを聞き、判定で佐梁の勝ち。

6月18日 「銀嶺月山 純米酒」を嗜みつつ
54kg契約級4回戦
上村 徹  判定  村上 裕
 きれいなボクシングでまずはペースを握った上村。しかし、中盤にはいると村上の大きなパンチが上村を捉えはじめる。上村は細かいパンチで押し戻そうとするが、なかなか村上の突進を止めることができない。最後は両者とも渾身の力を振り絞っての打ち合いとなり、そのまま試合終了。判定で上村の勝ち。

62kg契約級4回戦
小浦 佳斗  3RTKO  巴山 宏知
 長身のわりに接近してのボディ打ちが巧い巴山。このボディが小浦を確実に追いつめてゆく。次第に丸まり、クリンチするしか手のなくなった小浦を見て、レフェリーは試合終了を宣言。巴山のTKO勝ち。

60kg契約級6回戦
大沢 宏晋  判定  坂井 允
 第2ラウンドにダウンを奪った大沢。しかし、今ひとつ詰めを欠いた攻めは坂井を復活させ、試合は互角の打ち合いに移行していく。試合は互いにペースを奪い合いとなるが、最後まで互いを圧倒することはできず、判定へ。ダウンのポイントが効いて大沢の勝ち。

55kg契約級8回戦
川端 賢樹  1RTKO  川原 慎次
 対峙するスタイルのよく似た両者。しかし、川端はファーストコンタクトで掴んだチャンスを逃さなかった。ぐらつく川原に対して、上下からのパンチを見事に織り込んだコンビネーションを叩き込み、あっという間に最初のダウン。川原は立ち上がるものの、為す術なく殴られ続ける姿にセコンドがタオルを投入。川端のTKO勝ちとなった。川原にとっては、引退の花道を飾る最高の相手だったろう。しかし、試合後にリング上であしたのジョーのエンディングを歌ってた男はなんなんだ?

6月15日 「銀嶺月山 純米酒」を嗜みつつ
ミニマム級4回戦
島崎 博文  判定  原島 暁
 果敢に打ち合った両者だが、決め手となる一打は出ず。判定で原島の勝ち。

バンタム級4回戦
加國 竜一  判定  日高 亮
 巧みなステップワークと鋭いカウンターで加國を圧倒する日高。しかし、加國も手を止めない。日高はいいパンチを入れるものの、加國の反撃でなかなかペースを握れぬまま試合終了。判定で日高の勝ち。

スーパー・バンタム級4回戦
人見 斉光  判定  野中 晃
 最後まで続いた火の出るような打ち合い。互いのパンチがクリーンヒットするものの決定打には至らず、試合は判定にもつれ込んで、人見の勝ち。

フェザー級8回戦
矢代 義光  判定  熊谷 謙志
 拳のケガからの再起ロードを進む矢代。格上の相手になんとか一矢報いたい熊谷だが、第4ラウンド、2度のダウンを喫してしまう。しかし、ここから攻勢に出たのは熊谷だった。目が覚めたような攻撃で矢代を追いつめ、コンビネーションを叩き込む。これまでの攻撃が嘘のように、勢いがなくなってしまった矢代。この流れは最後まで変わらなかったが、ダウンのアドバンテージを守って、矢代の判定勝ち。

122P契約級10回戦
下田 昭文  7R負傷TKO  ヘラルド・マルチネス
 下田がキレていた。ヘラルドからいきなりボディでダウンを奪い、完全に試合の流れを掌握。その後も4度のダウンを奪ったが、ヘラルドはそのたび立ち上がり、最後は下田のパンチによる負傷で試合終了。下田のTKO勝ち。世界ランカー相手にあれだけ堂々と渡り合えれば、今後はかなり期待できるのでは?

128P契約級10回戦
ホルヘ・リナレス  判定  ペドロ・ナバレッテ
 相変わらずのきれいなボクシングでペドロを圧倒するリナレス。しかし、ペドロの粘りはすごかった。リナレスの距離を微妙にはずし、ぐいぐい前に出てくる。この突進に最後まで手を焼いたリナレスは、ペドロをマットに沈めることはできず、勝負は判定へ。リナレスの勝ち。

128P契約級10回戦
粟生 隆寛  判定  フランシスコ・ディアンソ
 きれいなボクシングを仕掛けた粟生に対して、ディアンソは徹底したゴリ押しファイトを仕掛ける。そして、これが功を奏してしまう。思うように距離がとれない粟生はディアンソの接近を許し、大振りのパンチを再三食らってしまう。しかし、ディアンソ、後半スタミナが切れたか。今度は徹底したラフファイトに出てきた。ホールディングの連続にいらつく粟生。が、見ている側もそうだったろう。判定で粟生の勝ち。

6月14日 「加賀鳶 純米酒」を嗜みつつ
WBA世界ライト級タイトルマッチ
ファン・ディアス  判定  ホセ・ミゲール・コット
 きわどい拳の交換ではじまったこの試合。ぐいぐい前進するコットと手数で迎え撃つディアス。回を重ねるにつれて明暗が分かれてきた。次第にキレを失うコットのパンチ。ディアスの猛攻にさらされる時間が長くなっていった。しかし、コットの手は止まらない。次第にロープを背負うようになりながらも、ディアスに完全にペースを明け渡すことはなかった。が、最後までディアスの猛攻に耐えただけ。判定でディアスの勝ち。

WBO世界ライト級王座決定戦
アセリノ・フレイタス  判定  ザヒール・ラヒーム
 フレイタス空回り。ただ、ザヒールがそれで優位に立った訳じゃない。まさに、無駄な空回り。フレイタスのパンチに合わせて、的確にクリンチにいく技術はそれなりに評価されるのかもしれないが、見てる方としてはうんざり。当然のごとくフレイタスの判定勝ち。だが、ラヒーム勝利にしてるジャッジがいるってのはどういうことだ?

6月13日 「加賀鳶 純米酒」を嗜みつつ
OPBFライト・フライ級タイトルマッチ
嘉陽 宗嗣  2RTKO  ファーカノン・シンドンタイ
 再戦となった嘉陽とファーカノン。ファーストコンタクトで嘉陽の目尻が大きく裂けてしまう。傷はかなり深く、このままではノーコンテストかと思われた第2ラウンド、ジョルト気味の嘉陽の右フックがファーカノンの顔面を打ち抜いた。力無く崩れ落ちるファーカノン。嘉陽のTKO勝ち。

48kg契約級10回戦
金田 淳一朗  8RKO  ヨードーイ・シッスーイ
 じわじわと前進を続けるヨードーイに対して、小気味よい連打を叩き込む金田。早い決着を見るかと思いきや、異様にタフなヨードーイは、金田の打ち終わりに強烈なオーバーハンドライトを振るい、金田を後退させる。しかし、執拗な金田のボディ攻撃に、ヨードーイの動きも徐々に鈍り、第8ラウンド、ついに忍耐の限界を超えた。金田のボディアッパーでリングに大の字となったヨードーイが、再びファイティングポーズをとることはなかった。金田のKO勝ち。しかし、金田は巧かったが、ヨードーイはタフだった。

6月12日 「加賀鳶 純米酒」を嗜みつつ
IBF世界フライ級タイトルマッチ
ビッグ・ダルチニャン  8RTKO  ルイス・マルドナド
 ダルチニャンの迫力に押されるルイス。序盤、後退しつつも、ロングボディを軸にダルチニャンの牙城を崩しにかかった。一時、拮抗した戦況だったが、ダルチニャンの強烈なパンチはルイスにダメージを与え続け、最後は為す術もなく打ちのめされたところでレフェリーが試合終了を宣告した。ダルチニャンのTKO勝ち。いなされかけたダルチニャンだったが、結局は持ち前のパワーがモノをいった。強い。

WBA世界ヘビー級タイトルマッチ
ニコライ・ワルーエフ  3RTKO  オーウェン・ベック
 率直な感想は、大人と子供。ワルーエフでかすぎ。オーウェンは果敢に接近戦を挑むが、意外なほどに繊細なワルーエフの攻撃に為す術がない。ワルーエフの巨体からは想像できない器用さで細かく上下を打ち分けて圧勝。ワルーエフのTKO勝ち。あの巨体と、あのテクニックの融合は、ある意味反則だ。ただ、これでクリチコに勝てるかというと、楽観はできないと思う。できればふたりの対戦を見てみたいな。

欧州ミドル級タイトルマッチ
セバスチャン・シルベスター  8RTKO  アミン・アシカイネン
 きれいなボクシングでアミンを圧倒するセバスチャン。しかし、アミンの粘りに、なかなか自分のペースを掴みきれない。そして第7ラウンド、セバスチャンのガードが崩れはじめた。その焦りか、自分の拳もアミンを捉えきれない。この流れを変えることはできず、第8ラウンド、アミンのきれいな左フックがセバスチャンの顎を捉えて試合終了。アミンの大逆転勝ち。

6月10日 「加賀鳶 純米酒」を嗜みつつ
スーパー・バンタム級4回戦
高橋 慎弥  判定  片岡 繁樹
 静かな立ち上がりとなった高橋と片岡の対戦。次第に正反対の戦法で凌ぎの削り合いが始まる。タイミングのいいカウンターでパンチを当てる片岡に対して、高橋はぐいぐいと前に出てボディを狙う。ヒット数は片岡の方が上。しかしそれに耐え続け、連打に巻き込むことを狙った高橋だったが、試合は判定へ。攻勢がポイントとなり、高橋の勝ち。

51.5kg契約級4回戦
前川 学  判定  辻本 哲弘
 開始直後から距離の取り合いとなった。近づきたい前川と距離をおきたい辻本。しかし、両者とも完全にペースを掴むには至らず、判定で前川の勝ち。やはり、攻勢が評価されたようだ。

スーパー・フェザー級6回戦
ルートサヤーム・シッスイ  5RTKO  武本 康樹
 のらりくらりするルートサヤームを的確なリードパンチで痛めつけていった武本。体格差をみると、やや弱いものいじめかとも思えたが、所々決まっていたアッパーは美しかった。武本のTKO勝ち。

フェザー級10回戦
ソントーン・シットゴーソン  3RKO  武本 在樹
 同じような距離感で戦うソントーンと武本。しかし、リーチの差から徐々にダメージを積み重ねていったのはソントーンだった。限界まできわどい打ち合いを挑んだソントーンだったが、武本の連打に織り込まれたボディでたまらず膝をつき、そのままテンカウント。武本のKO勝ち。

6月2日 「天狗舞 山廃純米酒」を嗜みつつ
60.5kg契約級4回戦
近藤 潤  ドロー  蓮沼 哲也
 まっすぐ主体でぐいぐい押してくる蓮沼に対して、近藤は大振りで対抗する。が、流れはやや蓮沼のもの。正確なパンチが時折ヒットする。このまま近藤を呑み込むかと思いきや、近藤が放ったボディが流れを一転させる。苦悶の表情を浮かべて後退する蓮沼。試合は混沌状況に陥る。最終ラウンド、両者とも死力を振り絞って打ち合うが、結局決着つかずドロー。

バンタム級4回戦
林 孝亮  4RTKO  山口 貴士
 先手を取って前に出る林と、これをカウンターで迎え撃つ山口。ペースの奪い合いは林に軍配が上がる。徐々に手数が少なくなる山口。時折いいパンチを林にあてるが、勢いを止めることができない。そして最終ラウンド、林の連打でコーナーに詰められ、パンチを返せなくなったところでレフェリーが試合終了を宣告した。林のTKO勝ち。連打の中でのパンチのかわし方を身につければ、もっと楽に試合を運べるだろう。

67.0kg契約級8回戦
北川 純  1RTKO  チャイチャナ・ウィンディジム
 チャイチャナ情けなさ過ぎ。チューリップガードだし、足の運びも変だし、なにより打たれ弱かった。ほんとにプロか?北川にとってはちょっと動くサンドバック程度の相手だったのではないだろうか?久々の勝利がほしかったのはわかるが、もうちっとまともな相手を選ばないと、見に来てくれたお客に失礼だ。北川のTKO勝ち。

56.0kg契約級
宮 将来  3RTKO  ワーユ・ウィンディジム
 早々に狙いをボディに定めた宮。ワーユはなんとか宮を突き放そうとするが、それも無駄だった。徹底して叩き込まれる宮のリバーブローに幾度も膝を折るワーユ。そして5度目のダウンでレフェリーが試合を止めた。宮のTKO勝ち。

6月1日 「天狗舞 山廃純米酒」を嗜みつつ
54.5kg契約級4回戦
橋口 竣  判定  佐藤 剛史
 きれいなボクシングをする佐藤に対して、橋口は前に出ることで突破口を探る。この距離を奪い合いは最後のゴングを聞くまで続き、判定で佐藤の勝利。佐藤にもう少しスタミナがあれば、追い込み切れたかもしれない試合だった。

スーパー・フライ級6回戦
表西 勲  4RTKO  坂井 宏隆
 並々ならぬ思いを胸に再起した坂井。しかし、動きはプロボクサーのそれではなかったと思う。どうにもぎくしゃくして見えた。が、気持ちで表西を押し返した。近距離での打ち合いは負けていない。しかし、第4ラウンド、どうしてもパンチの打ち際に落ちるガードの隙間を縫って、表西の右がカウンターで炸裂した。かろうじて立ち上がるもののセコンドからタオルが投げ込まれて試合終了。表西の判定勝ち。

OPBFウェルター級タイトルマッチ
レブ・サンティリャン  判定  山口 裕司
 サンティリャンの強打をかいくぐりながらカウンターを狙う山口。そのせめぎ合いは終盤まで続いた。第11ラウンド、スリップ気味のダウンを撮られた山口は、ポイントを挽回すべく、最終ラウンドに怒濤の攻めを展開する。すでに守りに入ったサンティリャンは防戦一方となり、そのまま試合終了。判定で山口の勝ち。

ライト・ヘビー級10回戦
西澤ヨシノリ  2RTKO  ラケッシュ・クマ
 ラフな攻めを見せるクマ。しかし、格の違いがありすぎた。西澤はまったく乱されることなくクマをロープに詰め、早々にラッシュで攻め立てる。第2ラウンド、当たり前のように最初のダウン。ほぼ、これで決まったようなものだったが、立ち上がったクマには既に戦闘能力はなく、棒立ちになったところでレフェリーストップ。西澤の勝ち。

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