2008年1月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合結果を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

1月31日 「梅錦 酒一筋 純米酒」を嗜みつつ
IBF世界スーパー・ミドル級タイトルマッチ
アレハンドロ・ベリオ  11RTKO  ルシアン・ビュテ
 ベリオのテクニックに押されていたビュテだったが、中盤、ベリオのダメージに乗じて反撃を開始し、第11ラウンド、強打の連打でベリオを立ったまま失神させてレフェリーストップ。圧倒的な強さではないが、地道に強いビュテ。こういうのも良い

WBO世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
ホアン・グスマン  判定  ウンベルト・ソト
 体力勝負でぐいぐい押してくるソトを、グスマンが華麗にさばききった。終始ペースを握ったグスマンの判定勝ち。

1月30日 「梅錦 酒一筋 純米酒」を嗜みつつ
60.0kg契約級4回戦
片岡 悠希  判定  与久田 哲二
 勢い良く攻めた片岡からいきなり左フックでダウンを奪った与久田。スタミナが切れたのか、後半の攻めは決定力を欠いたが、片岡の反撃を押さえ込んで与久田の判定勝ち。

56.0kg契約級4回戦
松井 博史  判定  中野 利保
 松井の攻撃で腫れ上がった中野の右目。無防備に松井のパンチが入るようになったところでドクターストップ。松井の判定勝ち。

フライ級8回戦
金光 佑治  8RTKO  利幸トーレス
 トーレスの距離に臆せず懐に飛び込む金光。一度は息を吹き返したトーレスだったが、最終ラウンド、再び金光の連打に巻き込まれたところでレフェリーストップ。金光のTKO勝ち。金光の連打は素晴らしかった。

65.0kg契約級8回戦
大崎 丈二  6RKO  ゴーントラニー・ポースラサック
 ゴーントラニーの思い切ったパンチに攻めあぐねていた大崎だが、第6ラウンド、叩き続けたボディでゴーントラニーが悶絶した。大崎のKO勝ち。大崎のジャブに怯まなかったゴーントラニーは大したものだったが、我慢の限界は突然やってきた。

1月29日 「梅錦 酒一筋 純米酒」を嗜みつつ
ライト級6回戦
カーニー・ボーマン3世  5R終了TKO  ホルヘ・ラーラ
 サウスポーのラーラを中間距離で支配したボーマン3世。第5ラウンド終了間際にボーマン3世のクリーンヒットをもらってラーラの心が折れた。ボーマン3世のTKO勝ち。

ライト級10回戦
ネート・キャンベル  6RKO  ウイルソン・アルコーロ
 しぶといボクシングで粘りを見せたアルコーロだったが、第6ラウンド、キャンベルの右をカウンターでくらう。棒立ちになったところへとどめの右をもう一撃くらってダウン。体を起こすのが精一杯の状態でカウントアウト。キャンベルのKO勝ち。アルコーロの粘りを断ち切るキャンベルの一発だった。

スーパー・ライト級8回戦
アンソニー・サルシド  4RTKO  サミー・ベンツラ
 ベンツラをプレッシャーで追い込んでゆくサルシド。押し潰すようなラッシュはベンツラの心と体にダメージを刻み込み、第4ラウンド、見かねたレフェリーがついに試合を止めた。2度のダウンは、サルシドのいいパンチが入ったというより、ベンツラが為す術無く倒れ込んだ感じ。

スーパー・ウェルター級10回戦
ホエル・フリオ  8RTKO  コーネリアス・バンドレイジ
 先制攻撃を仕掛けたバンドレイジだったが、フリオの反撃でダウンを食らってからはいいところがなかった。第8ラウンド、決定的かと思われたフリオの右フックから立ち上がるものの、気力もそこまで。再びロープ際に詰められたところでレフェリーが試合を止めた。フリオのTKO勝ち。バンドレイジの攻撃力はそこそこだったと思うのだが、それを完全に封じてしまったフリオ。強かった。

スーパー・フェザー級4回戦
獅子丸 崇也  判定  寺西 和哉
 序盤、お互いのいいところを見せ合ったあとはドロドロの打ち合い。判定で獅子丸の勝ち。

ウェルター級6回戦
石橋 正和  判定  パリンヤー・ジョッキージム
 思い切りのいいパリンヤーの攻撃に、最後までリズムに乗れなかった石橋。パリンヤーの判定勝ち。

フライ級6回戦
吉田ファンキー  判定  鈴木 遼
 似たようなスタイルの吉田と鈴木は、それゆえにリズムを掴むことができず、攻めきれないまま試合終了のゴングを聞いた。判定で吉田の勝ち。

バンタム級10回戦
名城 信男  3RTKO  ペットクローンパイ・ソーターンティップ
 名城復活!ペットクローンパイのガードを連打で叩き割って2度マットに沈め、さらなる攻撃を加えようとしたところでレフェリーが割って入った。名城のTKO勝ち。これだよねー。こういうボクサーがいないと盛り上がらないよ。

1月27日 「梅錦 酒一筋 純米酒」を嗜みつつ
スーパー・フェザー級4回戦
渡辺 剛  2RTKO  佐藤 忠臣
 佐藤は最後までリズムがバラバラだった。面白いように渡辺がパンチを当てて渡辺のTKO勝ち。

スーパー・ライト級6回戦
外園 隼人  5RTKO  西村 長
 自分の距離で的確にパンチを集めた外園が、西村の連打に右ストレートをカウンターであわせた。立ち上がった西村だったが、すでに抗う力は残っておらず、めった打ちにされたところでレフェリーストップ。外園のTKO勝ち。きれいなカウンターだった。

58.0kg契約級8回戦
朝山 哲嗣  判定  久保田 智之
 追い込む久保田と迎え撃つ朝山。最後の3分間はひたすら打ち合いとなった。終始前に出た久保田の判定勝ち。

スーパー・フェザー級10回戦
矢代 義光  判定  川村 貢治
 かえる跳びまで繰り出して矢代に迫った川村だったが、最後まで射程に捉えることはできず、矢代の的確なパンチが試合を制した。判定で矢代の勝ち。

124P契約級10回戦
西岡 利晃  9RKO  ペドリト・ローレンテ
 粘っこいローレンテをじっくり見切って、確実に仕留めた西岡。9RKO勝ち。見切ってから倒すまでは実に速かった。最後の狙い澄ました左はお見事。

OPBFミドル級タイトルマッチ
佐藤 幸治  3RKO  小松 学
 佐藤の強打に曝され続けた小松。ガードの上からダメージを積み重ねられ、最後は右でとどめを刺された。佐藤のKO勝ち。ガードを貫通する威力、恐るべし。

ライト級4回戦
青木 智志  1RTKO  今井 信成
 あっという間に左フックでダウンを奪った今井。立ち上がった青木だがダメージは深く、連打に曝されたところでタオルが投入された。今井のTKO勝ち。

1月26日 「梅錦 酒一筋 純米酒」を嗜みつつ
東日本新人王決定戦スーパー・フェザー級
丸山 伸雄  判定  川本 日明
 剛腕・川本に回転力で挑んだ丸山。よく粘った丸山だったが、ダウンを奪った川本が判定勝利。

東日本新人王決定戦ライト級
高田 茂  2RTKO  近藤 明広
 高田のスピードを近藤が読み切った。高田の踏み込みにカウンターをあわせてダウンをとって、最後は右クロスカウンターで近藤のTKO勝ち。あれだけスピードのあるサウスポー相手にあのボクシング。近藤、強い。

東日本新人王決定戦スーパー・ライト級
鈴木 裕輔  判定  迫田 大治
 迫田からダウンを奪った鈴木だったが、復活した迫田の重いパンチに押し潰されながら、なんとか判定に持ち込んだ。が、判定で迫田の勝ち。

東日本新人王決定戦ウェルター級
山崎 佑樹  負傷ドロー  岳たかはし
 あっという間に流血で終了。新人王戦ルールで、勝者扱いは岳。

1月24日 「梅錦 酒一筋 純米酒」を嗜みつつ
スーパー・バンタム級4回戦
佐藤ケイゴ  判定  雲林 龍広
 攻める雲林と迎え撃つ佐藤。紙一重のおもしろい戦いだった。雲林の判定勝ち。

バンタム級4回戦
安沢 栄二  判定  渡辺 大介
 攻め続けた安沢だが、距離感がイマイチか?有利に試合を進めたが不用意に渡辺の距離で打ち合うこともあって倒すことはできなかった。安沢の判定勝ち。

フライ級8回戦
坂入 康太  6RTKO  小山田 彰利
 フルスウィングの殴り合いは倒し倒されの展開となった。最後は坂入の連打が小山田を捉えてレフェリーストップ。坂入のTKO勝ち。当てた者勝ちの勝負、小山田も頑張った。

ライト・フライ級8回戦
五十嵐 俊幸  ドロー  斎藤 直人
 鋭いパンチの交換を展開するも、両者決定打を奪うことはできずドロー。

スーパー・ウェルター級10回戦
山口 裕司  3RTKO  柴田 明雄
 再び上を目指した山口が、これから上を目指す柴田の前に散った。柴田のTKO勝ち。最初のダウンで動揺した山口に、立て直す余裕を与えなかった。柴田お見事。

スーパー・ライト級10回戦
亀海 喜寛  判定  畑 大輔
 亀海のプレッシャーを最後までいなした畑。でも、いなしただけだった。判定で亀海の勝ち。

日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ
下田 昭文  判定  小林 秀徳
 スピードがまるで違う下田を相手に、しぶといボクシングで挑んだ小林。倒されながらも最後まで粘ったが、判定で下田の勝ち。

スーパー・ライト級8回戦
ホルヘ・ルイス・テロン  1RKO  ジェファーソン・ロドリゲス
 ルイスの左ボディ一発でカウントアウト。ロドリゲスにやる気があるのか、わからなかった。

スーパー・ミドル級10回戦
ユセフ・マック  判定  ホセ・ファン・バスケス
 バスケスのリーチを完全に殺して優位に立ったマックだが、最後まで強引な姿勢はとらず判定勝ち。

USBAクルーザー級タイトルマッチ
エマヌエル・ヌオド  11RTKO  ダーネル・ウイルソン
 豪腕同士のぶつかり合い。最後はウイルソンの強烈な左フックがヌオドの意識を叩き切って試合終了。ウイルソンのTKO勝ち。

東日本新人王決定戦ミニマム級
島崎 博文  ドロー  櫛部 好充
 連打の競り合いとなったが、決着はつかず。優勢点で島崎の勝ち。

東日本新人王決定戦ライト・フライ級
田口 良一  判定  高島 昌良
 潜る高島と突き放す田口。激しい打ち合いだったがお互い決定打は出せず、判定でクリーンヒットの多かった田口の勝ち。

東日本新人王決定戦フライ級
越知 俊光  判定  林 徹磨
 ミドルレンジでの打ち合いは拮抗したまま試合終了のゴングが鳴った。判定で林の勝ち。

東日本新人王決定戦スーパー・フライ級
船井 龍一  判定  古川 高広
 手数で圧倒した古川を最後の最後で追いつめた船井。古川の判定勝ち。

東日本新人王決定戦バンタム級
久保 裕樹  1RTKO  太田 裕二
 第1ラウンド、太田のクリーンヒットをもろにくらってい待った久保。必死に抵抗するが、そのままねじ伏せられて太田のTKO勝ち。

東日本新人王決定戦スーパー・バンタム級
古口 学  判定  大竹 秀典
 戦いは一進一退のまま終わった。古口の判定勝ち。

東日本新人王決定戦フェザー級
関本 純太  判定  古川 暁
 第1ラウンドにお互い1度ずつダウンを奪ってからは、どちらが倒れてもおかしくない打ち合いが最後まで続いた。判定で関本の勝ち。

1月20日 「東薫 しぼりたて 本醸造生酒」を嗜みつつ
53.0kg契約級4回戦
森川 真一郎  2RTKO  山崎 浩一
 勢いよく飛び込む森川。手を返す山崎だが、外から回り込むフックに対応できていない。そして森川の左右フックが第1ラウンドに山崎を捉えた。山崎からダウンを奪う。第2ラウンドに入って反撃を試みる山崎だが、サイドのガードが甘い。長距離砲で距離をとりたい山崎だったが、再び森川の左右フックにつかまり吹き飛ばされる。その瞬間、レフェリーが割って入って試合終了。森川のTKO勝ち。踏み込みが速いうえに回転力がある。このまま育ってくれると面白いボクサーになるかも。

スーパー・フェザー級4回戦
南 勝太  1RTKO  福岡 孝太
 福岡の射程の外から連打を放つ南。しかし、福岡の踏み込みが鋭い。右フックが南の顔面を捉えて、最初のダウンを奪う。立ち上がった南にラッシュを仕掛け、左フックが南のこめかみを打ち抜いたところでレフェリーが試合をストップした。福岡のTKO勝ち。デビュー戦にしては落ち着いている。こういうアマチュア出身者は面白いかもしれん。

スーパー・フェザー級6回戦
竹下 寛刀  ドロー  佐梁 孝志
 試合開始と同時に竹下の懐に潜り込んだ佐梁。竹下は落ち着いて立て直しを図るが、佐梁の突進を止めることができない。中盤に入っても押し込むのは佐梁だが、コツコツと叩き続けた竹下のボディが、徐々に佐梁の足を鈍らせ始める。しかし、ロープに押し込まれたままの竹下は、体重を乗せたパンチを放つことはできず、後半に入っても佐梁に押される展開が続く。最終ラウンドに入ってもひたすら前に出続けるのは佐梁。これに対して、流血しながらも手を返し続けた竹下。激しい戦いの結末はドロー。

日本バンタム級タイトルマッチ
三谷 将之  判定  菊井 徹平
 互いにジャブを突きあうオープニング。距離で有利な三谷だが、菊井は踏み込みでそれをカバーする。序盤、打ち気にはやる菊井を三谷が冷静にいなしている。だが、これでリズムに乗った菊井が攻撃のペースを上げてくる。三谷は菊井の前進を止められない。終盤、ロングジャブを軸に体勢を立て直したい三谷は、足を使いながら上下を打ち分けてくるが、距離はいまだ菊井のものだ。最終ラウンド、クロスレンジで打ち合いを展開する両者だが、菊井がやはり有利だ。むしろ三谷がよくやっているといったところだろう。最後の最後で持ち前のスピードを生かした攻撃を仕掛ける三谷だが、菊井を後退させることはできずに試合終了。判定は三谷の勝ち。3-0の判定になるほど優勢だったか?微妙な勝利だ。

1月19日 「雅山流 彩月 純米吟醸生原酒」を嗜みつつ
ウェルター級4回戦
松岡 政  1RTKO  中島 大介
 じりじりと間合いを詰める松岡に、ラフなファイトを挑む中島。しかし、その中島を左右フックの連打で押し戻す松岡。そのまま中島のガードを突き崩し、フックを連打で叩き込む。崩れ落ちる中島を見て、セコンドはタオルを投入し、試合終了。松岡のTKO勝ち。体はすでに出来上がっている。こりゃあ楽しみだ。

WBAスーパー・フライ級タイトルマッチ
アレクサンデル・ムニョス  判定  川嶋 勝重
 ジャブで先制攻撃をかける川嶋。だが、ムニョスのプレッシャーは尋常ではない。ジリジリと川嶋を後退させる。細かく強打を放つムニョスの、一瞬の隙を狙ってカウンターを叩き込む狙いの川嶋。中盤も一進一退の展開だが、コンスタントにパンチを当て続けるムニョスに対して、単発勝負の川嶋という図式ははっきりしてくる。どちらが先に相手を後退させるか。折り返し点を過ぎる頃、ムニョスがペースダウンする。翳りの見える強打をかわしながら、川嶋の拳がムニョスを立て続けに捉える。これでペースを掴んだ川嶋は、うるさかったムニョスのアッパーをかいくぐってボディを叩く。川嶋の上下の打ち分けに対応できていないムニョスは、前半のようにプレッシャーをかけることができない。終盤、ムニョスの反撃をなんとか封じ込めつつ、川嶋はパンチを振るう。スタミナ切れでふらふらのムニョスは川嶋の猛攻をクリンチでしのぐが、すでに強打は見る影もない。試合はそのまま終了のゴングを聞く。終盤、川嶋が圧倒したはずだったが、判定はムニョスの勝利を告げた。これは納得できないなぁ。

1月10日 「雅山流 葉月 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
WBA世界バンタム級タイトルマッチ
ウラディミール・シドレンコ  判定  池原 信遂
 出だしに堅さが見える池原。シドレンコは様子を見つつ、ボディを叩きにきている。第2ラウンド、まだ堅さの見える池原の左ジャブにシドレンコがカウンターをかぶせた。蹈鞴を踏む池原。序盤が終わろうとする段階でも、池原の拳にキレが見えない。中盤に入ってもシドレンコは強引に攻めてはこない。コツコツと池原のボディを叩く。ただ、池原もやられっぱなしではない。体格をいかしてシドレンコを押し込みながら、ひたすらパンチを放つ。終盤に入り、池原のボディワークにもスピードが出てきた。シドレンコと互角の打ち合いを展開している。最終ラウンドに入っても、互いに致命打を叩き込むことはできない。最後までシドレンコに決定的なチャンスを与えなかった池原だが、自分の強打を決めることもできず、判定でシドレンコの勝ち。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川 穂積  判定  シモーネ・マルドロット
 ミドルレンジの攻防で主導権を握りたい長谷川とシモーネ。プレッシャーをかけてくるシモーネに対して、長谷川は得意のカウンターで勝機を狙う。ひたすら前に出るシモーネに長谷川はカウンターを放つが、クリーンヒットしない。終盤に入って、徐々にキレを増す長谷川のパンチだが、シモーネを追いつめることができない。最終ラウンド、手数を増やして攻めに出るシモーネに、なんとか一撃くらわせたい長谷川だが、逆にロープに押しつけられた展開に持ち込まれてしまう。試合はそのまま終了し、判定で長谷川の勝ち。

1月8日 「雅山流 葉月 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
ライト級4回戦
水貝 和弘  判定  王田 尚史
 やや水貝がクリーンヒットを集めながら始まった序盤。王田のパンチが空を切る。そのままリズムに乗りたかった水貝だが、太田が振るう大きなフックにリズムを乱されてしまう。水貝はどうも足元が定まっていない。最終ラウンド、強引に攻め込む王田が、安全運転をしようとしていた水貝を攻め込む。水貝をコーナーまで追い込んで王田だったが、致命打を叩き込むことはできず、判定で水貝の勝ち。

56.5kg契約級6回戦
脇本 雅行  判定  谷 弘樹
 ガードの隙間を狙う脇本と、踏み込むタイミングをはかる谷。得意な距離をひたすら奪い合う序盤戦、脇本が次第にカウンターのタイミングを掴み始める。懐に入ってボディを攻めたい谷だが、脇本のアッパーが邪魔で入れない。後半に入ってもがむしゃらに攻める谷を、脇本が冷静にさばく展開が続く。最終ラウンド、為す術のない谷に対して倒しにはいかない脇本がそのまま逃げ切って、判定で脇本の勝ち。

53.0kg契約級6回戦
松元 雄大  判定  ジェロップ・メルカド
 細かいパンチでお互いに様子を探る松本とメルカド。しかし、次第にパンチに勢いが出てくる。豪快に飛び交う両者の拳の中、コツコツとヒットしているのはメルカドのパンチが多い。終盤、やや疲れの見えるメルカドに松元が攻勢をかける。しかし、メルカドは松元の攻撃を見切り、パンチを食らうことはない。結局、そのまま試合は終了し、判定でメルカドの勝ち。

フェザー級6回戦
石東 正浩  ドロー  玉越 強平
 強引に懐を狙ってくる石東。玉越は少し距離をとって勢いを削ぐつもりだが、石東の圧力が防御力を凌いでいる。石東の左フックが玉越の膝を揺らす。中盤、玉越も接近戦を挑むが、連打の回転で石東についていけない。かといって、離れても追い込まれてしまう玉越は、一貫性のある戦法をとれないまま、終盤に突入する。玉越も覚悟を決め、最後は激しい打ち合いとなったが、互いを打ち倒すことはできず、判定はドロー。

1月3日 「雅山流 葉月 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
スーパー・フライ級4回戦
伏見 毅  ドロー  藤田 慶
 フックの打ち合いで始まった伏見と藤田の戦い。いきなり右フックでダウンを奪ったのは藤田だった。立ち上がり、前進することで追撃を逃れる伏見だが、パンチが見えていない。藤田の拳が再三伏見の顔面を襲う。しかし、なんとか粘りを見せて藤田を攻め立てる伏見。後半にはいると、ダウンのダメージもほとんど抜けたようだ。最終ラウンド、より手数を出して攻勢に出るのは伏見だが、藤田も負けてはいない。試合はそのまま終了のゴングが鳴り、結果はドロー。

スーパー・バンタム級6回戦
高橋 昌稔  判定  小笠原 和寿
 高くガードを上げて高橋の隙を狙う小笠原。まず、クリーンヒットを奪ったのは小笠原の左フックだった。が、高橋も負けてはいない。鋭いワンツーで小笠原を後退させ、反撃に出る。これに対して小笠原もタイミングのいいパンチを繰り出し、幾度も高橋の動きを止めるが完全に押し戻すことはできず、後半に入っても両者の打ち合いは拮抗したままとなる。最終ラウンド、真正面から攻める高橋に、タイミングを変えながらあの手この手でチャンスを狙う小笠原。互いに致命打を奪うことなく試合は終了し、判定で小笠原の勝ち。

58.5kg契約級6回戦
森川 弘幸  判定  福原 寛人
 リーチを活かして長距離砲で攻め立てる森川。福原は前後に素早く動きながら森川の隙を誘う。中盤、森川の弾幕を福原はなかなかくぐり抜けられない。飛び込む出鼻にパンチを食らい、まぶたもカットしてしまう。もう一歩懐に入りたい福原だが、最後までその距離で闘うことはできず、判定で森川の勝ち。

フライ級6回戦
川島 雅弘  判定  戎岡 淳一
 低い姿勢で戎岡に接近する川島。戎岡はしばらく様子見だ。しかし、この戎岡の余裕が川島をリズムに乗せてしまう。ぐいぐいと踏み込み、鋭いパンチを放つ川島に、中盤、戎岡は手を焼き始める。しかし、川島を最後まであしらい続けたことで、判定は戎岡の勝ち。

1月1日 「雅山流 葉月 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
ウェルター級4回戦
竹之内 ゆたか  判定  大澤 佳夫
 長いジャブと大きな左右フックで懐の深いボクシングを展開する竹之内。これに対して大澤もジャブで対抗するが、距離がわずかに遠く、竹之内を射程に捉えられない。この展開は徐々に大澤にダメージを積み重ね、折り返し点を過ぎる頃には竹之内のパンチが大澤のガードを割り始める。この竹之内のアウトレンジ攻撃に、大澤は最後まで一矢を報いることはできず、判定で竹之内の勝ち。

OPBFスーパー・ミドル暫定王座決定戦
クレイジー"タイガー"キム  6RKO  ズルフィカル"ジョイ"アリ
 ゆったりとしたリズムでアリを追いつめるキム。ガードを固めて様子を見るアリの両脇腹をフックで攻め立てる。これに対してアリは、思い出したように連打を繰り出すが、基本的に攻防分離型だ。頭の振り方はなかなかいいし、攻撃に転じたときの動きも鋭い。しかし、キムのボディは確実にアリを蝕んでいた。第6ラウンド、再びガードを固めてまるまったアリに対して、キムは執拗に脇腹を叩く。いよいよ耐えきれなくなったアリがクリンチにきたところを突き放して、ジョルトの左フックをアリの鳩尾に突き刺した。この一撃でうずくまるアリ。テンカウント内に立ち上がることはできず、キムのKO勝ち。派手なKOで見落としがちだが、キムの緩急をつけた攻めは絶妙だった。巧くて強い。

スーパー・フライ級4回戦
山本 健司  判定  滝 正和
 低い姿勢で懐へ突っ込む山本を滝はバックステップで捌きながら反撃のタイミングを計る。第1ラウンド、山本の連打が滝を捉え、最初のダウンを奪う。立ち上がり、必死に山本に応戦する滝だが、距離は完全に山本の支配下となり、リーチの差をまったく生かせない。クロスレンジの打ち合いは試合終了のゴングまで続き、判定で山本の勝ち。

スーパー・フェザー級8回戦
佐々木 康博  6R終了TKO  柴田 大地
 踏み込んでボディブローを放つ佐々木。柴田はジャブでこれを足止めしたいところだが、佐々木のジャブもなかなか鋭く伸びてくる。序盤、柴田は佐々木の突進を止められない。ガードを固めて佐々木の猛攻を避ける柴田だが、容赦なく叩き込まれる佐々木のボディが、次第に柴田の背中を丸めてゆく。あの手この手を試した柴田だったが、まぶたからの出血もあって、第6ラウンド終了時に試合放棄。佐々木のTKO勝ち。

62.5kg契約級10回戦
嶋田 雄大  3RTKO  ベットーンカム・シットブラカイファー
 互いに出入りを繰り返し、距離を測る嶋田とベットーンカム。両者とも、次第に拳に体重を乗せてゆく。嶋田の丁寧なパンチに対して、大きく変則的なパンチを振り回すベットーンカム。第3ラウンド、この大きなパンチに嶋田の右ストレートがカウンターで炸裂した。そのままマットに叩きつけられるベットーンカムを見て、レフェリーは即座に試合をストップ。嶋田のTKO勝ち。ベットーンカムは自力で立ち上がることはできず、担架で会場をあとにした。年を重ねてこそ、打てるパンチかなぁ。嶋田、強し。

54.5kg契約級4回戦
山下 史明  1RTKO  高野 誠三
 細かく左を突きながらトリッキーな動きをする高野。まずは高野の右ストレートが山下の顔面を打ち抜いた。1度目のダウン。そして、あわてる山下に追い打ちをかけ、左フックで2度目のダウンを奪う。あっという間のTKO勝ち。高野はパンチを当てるカンが備わっているようだ。

ミニマム級4回戦
高梨 竜平  3RTKO  大前 博史
 ミドルレンジでの打ち合いだが、高梨のパンチが大前のガードをすり抜けてよくヒットしている。さらに、高梨が距離を絶妙にコントロールしているため、大前のパンチがことごとく空を切る。そして第3ラウンド、立て続けに高梨の拳が大前の顔面をヒット。その後の連打についていけない大前に対して、セコンドからタオルが投入された。高梨のTKO勝ち。

スーパー・フェザー級6回戦
山下 将臣  判定  大木 良祐
 強烈な右ストレートを見せつけながら山下を攻め立てる大木。テクニックで勝る山下を強引さで押してゆく。ただ、大振り故、大木のパンチは山下にクリーンヒットすることはないが、山下もなかなかガードをあけられず、決定的なチャンスを作ることができない。最後までこの展開が崩れることはなく、判定で山下の勝ち。

58.0kg契約級6回戦
小路 尚也  判定  武本 康樹
 接近してコンパクトな連打を放つ小路を、なんとか迎え撃ちたい武本。長距離砲で食い止めたいところだが、小路のステップインが速く、抑えきれない。小路の突進を鈍らせてなんとか距離を作りたい武本だが、後半に入っても、小路が攻勢に出る流れは変わらない。しかし、武本がこつこつ当て続けた有効打が評価され、判定で武本の勝ち。

58.5kg契約級6回戦
ウィレム・レイク  判定  武本 在樹
 淡々と前に出てくるウィレム。距離が近づいたところで、武本のパンチが入るが、すっと身を引いてから、また攻めてくる。この前後の動きに徐々に照準を合わせる武本は、中盤からクリーンヒットを奪い始めた。第5ラウンド終了間際には、右アッパーからの連打でウィレムを棒立ちにさせる。最終ラウンドも、武本が圧倒するが、決定打を奪うことはできず、判定で武本の勝ち。

バックナンバーへ


メインページ1[へ戻る