2008年3月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合結果を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

3月29日 「羽前白梅 純米原酒」を嗜みつつ
バンタム級4回戦
近江 真人  判定  カオス江崎
 フットワークでリズムを作りながらパンチを放つ近江。江崎は強引に接近を試みるが、近江の左が江崎の顔面を面白いように捉える。第3ラウンドにダウンを奪った近江が圧倒的な判定勝ち。

スーパー・フライ級6回戦
高橋 秀治  判定  キューピー金沢
 最初から最後まで打ち合いを続けた高橋と金沢。互いにいいパンチを当てるものの、決定打にはならず、判定で金沢の勝ち。

ライト・ヘビー級10回戦
クレイジー・キム  2RKO  ヴィトリオ・ナタワケ
 強打でペースを握ろうとしたナタワケをキムの右フックがカウンターで捉えた。前のめりに倒れたナタワケ。立ち上がり、再び攻勢に出たナタワケだったが、接近戦でペースを握ったキムが、今度は左フックでナタワケを吹き飛ばす。すでにふらふらのナタワケにとどめのボディブローが鳩尾に突き刺さって試合終了。キムのKO勝ち。なんだかんだいいつつ、こいつは強い。

3月23日 「羽前白梅 純米原酒」を嗜みつつ
NABO北米バンタム級タイトルマッチ
アブネル・マレス  2RTKO  ディオスダド・ガビ
 接近して距離を殺そうとするガビは強引に懐に潜り込んでショートパンチを放つが、距離ができた一瞬の隙を突いてマレスの右ストレートがガビの膝を揺らした。第2ラウンド、まだダメージの残るガビにマレスのパンチが炸裂した。最初のダウン。立ち上がるものの、こめかみをかすめたマレスの左アッパーでマットに崩れ落ちてレフェリーストップ。マレスのTKO勝ち。やりにくいファイター相手であっというまに勝負を決めたマレス。お見事。

WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
ファン・マヌエル・マルケス  判定  マニー・パッキャオ
 突進するパッキャオを、呼び込んでカウンターを放つマルケス。巧みにパッキャオの強打を封じて攻め込む隙を探っていたが、そこに待っていたのはパッキャオの左ショートフックだった。逆にカウンターを食らってダウンを喫するマルケス。再びアウトボックスしながらペースを作りにかかったマルケスは、ボディを軸に攻め立てて、徐々にパッキャオの突進を鈍らせることに成功する。ここから反撃に転じたかったマルケスだったが、パッキャオの左フックがすれ違いざまに炸裂。再びペースを奪い返されてしまう。その後、ほぼ互角の打ち合いが最終ラウンドまで続き、試合は激しい打ち合いのまま終了。判定でパッキャオの勝ち。

3月22日 「羽前白梅 純米原酒」を嗜みつつ
フライ級10回戦
亀田 興毅  判定  レクソン・フローレス
 亀田は初回にダウンを奪うも、あとはずるずるとした戦いを続ける。フローレスの何にビビったんだか。試合はそのまま判定となり、亀田の判定勝ち。下の階級の格下ランカー相手にこんな試合しかできないとは。後楽園ホールの4回戦見てた方がいい試合が多いわ。

フライ級4回戦
金田 賢  判定  ローリー吉川
 手数を出す金田に対して、カウンター狙いの吉川。このパンチが度々金田を捉え、金田のペースを乱す。試合はそのまま終了し、判定で吉川の勝ち。

スーパー・フェザー級4回戦
押澤 厚志  3RTKO  三浦 真太郎
 深い懐を活かして押澤をアウトレンジする三浦。しかし、すぐに距離は押澤が制圧し、連打を叩きつける。三浦のガードはことごとくすり抜けられ、カウンターを連打で食らうようになったところでレフェリーストップ。押澤のTKO勝ち。

バンタム級4回戦
三浦 茂樹  判定  三澤 聖英
 三浦、三澤共に激しく手を出し合うが、決め手の一発は出なかった。判定で三浦の判定勝ち。

ライト・フライ級6回戦
木村 悠  判定  松本 一也
 勢いで攻める松本を木村はテクニックでさばき切った。だが、決定的なシーンは最後まで訪れず、判定で木村の勝ち。

スーパー・フェザー級8回戦
石東 正浩  1RTKO  石垣 栄
 ラッシュで石東をコーナーに詰めた石垣。石東もコーナーから脱出すべく手を返すが、そこへ石垣の右フックが直撃した。石東のダウン。立ち上がりファイティングポーズをとるが、再び攻め込まれて片手をついたところでレフェリーが試合終了を宣言。石垣のTKO勝ち。

日本ライト級王座決定戦
石井 一太郎  2RTKO  中森 宏
 強打を振るう石井と中森。まずは石井をコーナーに詰めかけた中森だったが、連打の中の石井の右フックが中森の顎を打ち抜いた。一瞬直立して倒れ込んだ中森。立ち上がって再び対峙するが、すでに石井の豪打に対抗する力はなく、クリンチしたまま放った石井のパンチが中森の頭を弾き飛ばしたところでレフェリーが割って入って試合を止めた。石井のTKO勝ち。決め手となった右フックは、力の抜けた鋭い一発だった。

134P契約級10回戦
長嶋 建吾  判定  ジムレックス・ハカ
 ハカの強打でダウンを奪われた長嶋。中盤以降盛りかえして判定勝ち。しかし、倒されたら倒そうという気概が見られない。最初からポイントで勝ちにいくボクサーには、魅力は感じないな。

3月21日 「羽前白梅 純米原酒」を嗜みつつ
IBF世界ライト級タイトルマッチ
ファン・ディアス  判定  ネート・キャンベル
 初っ端から前に出てディアスの勢いを殺したキャンベル。ディアスの連打に中盤盛りかえされるが、踏ん張って持ち込んだ後半、ディアスの回転が鈍った。決定打は出なかったものの、ペースを支配したキャンベルの判定勝ち。

WBC世界ヘビー級王座統一戦
オレグ・マスカエフ  6RTKO  サミュエル・ピーター
 マスカエフの予想を超えるピーターのハンドスピード。マスカエフはガードが追いつかない。なんとかピーターの猛攻を凌ぐマスカエフだったが、第6ラウンド、ついにマスカエフの下半身は力を失い、ピーターのラッシュに巻き込まれてしまう。ガードを割ってピーターの拳がマスカエフの頭を弾いたところでレフェリーが割って入って試合終了。ピーターのTKO勝ち。パワーとスピード共に一枚上だったピーターがマスカエフを押し潰してしまった。強い。

3月20日 「羽前白梅 純米原酒」を嗜みつつ
ライト級6回戦
水山 雄太  判定  池田 善彦
 第1ラウンド、水山の一瞬の隙を突いてダウンを奪った池田。必死に盛りかえそうとする水山だが、池田の切れのいいアッパーがガードの隙間に滑り込む。判定で池田の勝ち。

フライ級6回戦
疾風 明浩  負傷判定  安保 一成
 きれいな右クロスで安保からダウンを奪った疾風。優勢に試合を続けたが、安保のまぶたの傷が試合続行不能と判断されて試合終了。判定で疾風の勝ち。

ライト級10回戦
高瀬 司  判定  中川 知則
 足を使って巧みに距離をとる中川を、高瀬はなかなか捉えきれない。プレッシャーはかけるものの、なかなか中川を追い詰められないのだ。中川は大きなパンチを時折ヒットさせるが、両者とも最後まで決定打を放つことはできず、高瀬の判定勝ち。

3月18日 「越乃景虎 龍 本醸造酒」を嗜みつつ
ミニマム級6回戦
深山 一裕  ドロー  浦西 勝史
 鋭いパンチを交換しあった両者だったが、互いに突破口を見つけることはできず、判定はドロー。

バンタム級6回戦
山口 圭太  判定  田村 啓
 手数で追い立てる山口を、打ち終わりへのパンチでダメージを与える田村。終盤にはいると田村のスピードが落ちたのか、互角の打ち合いを展開する。判定で山口の勝ち。

スーパー・フェザー級6回戦
三谷 拓也  判定  島田 誠
 緊迫した打ち合いを、じわじわ押してゆく三谷。島田も手を返すが挽回することができず、判定で三谷の勝ち。

スーパー・フェザー級8回戦
谷口 浩嗣  2RTKO  大村 光矢
 前に出る谷口に下がり気味だった大村。その大村の左フックが谷口の顎を打ち抜いた。崩れ落ちた谷口はなんとか立ち上がるものの、レフェリーは試合続行不可能と判断して試合終了。大村のTKO勝ち。高速攻防戦の中、見事に顎を打ち抜いた大村。お見事。

ライト・フライ級8回戦
山中 力  1RTKO  ウィーラユット・シットサイトーン
 ボディを攻める山中。あっという間に失速したウィーラユットは山中の左フックにあっけなく沈み、山中のTKO勝ち。

58.0kg契約級6回戦
越田 茂実  判定  梶川 悠
 長身の越田は、梶川の攻めをいなしつつ攻め。決定打を放つことはできなかったが判定で越田の勝ち。

3月11日 「越乃景虎 龍 本醸造酒」を嗜みつつ
スーパー・バンタム級6回戦
上谷 雄太  判定  内山 淳
 ひたすら懐を狙う内山に対して、さがりながらも要所で迎え撃つ上谷。試合をコントロールした上谷の判定勝ち。

ウェルター級6回戦
水本 昌寛  ドロー  巴山 宏知
 ミドルレンジで打ち合う水本と巴山。互いのパンチが当たるシーソーゲームとなるが、決定打は出ず、激しい打ち合いのまま試合終了となった。判定はドロー。

フライ級6回戦
利幸トーレス  判定  山田 卓哉
 いきなりダウンを奪った山田。トーレスは必死に挽回を図るが、中盤以降ペースが落ちてくる。逆に山田は、トーレスのガードを縫ってパンチをヒットし、トーレスをずるずる後退させていく。そして試合は終了し、判定で山田の勝ち。

フライ級10回戦
宮崎 亮  負傷引き分け  赤木 啓祐
 宮崎を果敢に攻め立てる赤木だったが、第3ラウンドにまぶたをカット。試合続行不能と判断されて試合終了。規定ラウンドに達しておらず、引き分け。

スーパー・ライト級4回戦
松本 泰知  判定  林 佑樹
 突進してくる林をうまくさばいた松本。最終ラウンドに軽いダウンも奪って、判定で松本の勝ち。

スーパー・バンタム級4回戦
高橋 裕幸  判定  辻 彬宏
 辻のガードの隙間を縫ってヒットする高橋のパンチ。辻は前に出るものの、有効打が奪えない。高橋も辻の前進に決定打を放つことはできず、判定で高橋の勝ち。

49.5kg契約級4回戦
岩橋 裕馬  3RTKO  角谷 淳志
 ペースを奪ったのは角谷。岩橋はなんとかリズムを取り戻そうとするが、角谷の猛攻は止まらなかった。第3ラウンド、スタンディングダウンをとられた直後にセコンドからタオルが投入された。角谷のTKO勝ち。

スーパー・バンタム級10回戦
橋詰 知明  判定  丹羽 賢史
 序盤からクリーンヒットを当て続けた橋詰。しかし、丹羽は前進を続け致命打を避け続ける。結局、最後までペースは変わらず、判定で橋詰の勝ち。

3月8日 「越乃景虎 龍 本醸造酒」を嗜みつつ
WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤 大助  ドロー  ポンサクレック・ウォンジョンカム
 序盤固かった内藤にポンサクレックのパンチがカウンターでヒットするが、後半、リズムに乗ってきた内藤をポンサクレックは捉えることができない。しかし、内藤も最後まで決定的なシーンをつくることはできず、ドローで内藤の防衛。正直、内藤が勝つとは思わなかったんだが、よく頑張ったと思う。少なくとも、ポンサクレックと同じレベルには達している。

3月6日 「越乃景虎 龍 本醸造酒」を嗜みつつ
フェザー級10回戦
ジェイソン・リッツォー  2RTKO  エマニュエル・ルセロ
 距離をとっては勝負にならないと踏んだルセロは強引にリッツォーの懐に飛び込んでボディを放つが、第2ラウンドにあっさりつかまって勝負あり。そうそうにルセロはやる気をなくしたようだ。

ウェルター級4回戦
レイ・ロビンソン  2RTKO  ウイリー・ダイアモンド
 サウスポースタイルから鋭い右を繰り出すレイに、第1ラウンド、2度のダウンを奪われたウイリー。第2ラウンドそうそうに、再びレイの右フックに目を直撃されて戦意喪失。試合終了となった。長身であることに加えて、鋭いパンチを放ったレイの圧勝だった。

スーパー・ミドル級8回戦
ダレル・ウッズ  4RTKO  ルイ・サージャント
 長身を活かして攻めにかかったウッズをサージャントのカウンターが襲った。ジャストミートされて崩れ落ちるウッズ。中盤には攻め疲れて失速し始めたサージャントだったが、それ以上にウッズのダメージが大きかった。ジャブでふらつく状態でコーナーに戻り、ドクターストップとなった。サージャントのTKO勝ち。

ミドル級6回戦
バイロン・タイソン  失格  クラウディオ・オルチス
 激しい打ち合いの中、オルチスの反則が目立つ。ラビットパンチ、足引っかけ。第4ラウンド、ついにレフェリーが試合終了を宣言した。タイソンの勝ち、というかオルチスの反則負け。

ヘビー級10回戦
ドミニク・グウィン  判定  ロバート・ホーキンス
 ホーキンスの頭から突っ込むスタイルを最後までいなせなかったグウィン。アグレッシブネスを評価されて、判定でホーキンスの勝ち。

NABF北米ウェルター級タイトルマッチ
アンドレ・ベルト  6RTKO  ミヒェル・トラバント
 いきなりプレッシャーをかけるベルト。ガードを固めるトラバントは逆転のチャンスを狙うが、ますます勢いに乗るベルトに一矢報いることすらかなわなかった。上下に好きなように打ち分けられ、アッパーで堅いガードをこじ開けられ、為す術無くなったトラバント陣営は第6ラウンドに試合を放棄した。ベルトのTKO勝ち。

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
ポール・ウィリアムス  判定  カルロス・キンタナ
 距離を活かして闘うはずだったウィリアムスだが、キンタナの接近戦に巻き込まれてしまう。ウィリアムスの長いリーチをかいくぐって、カウンターを的確にヒットさせるキンタナ。ウィリアムスは必死に挽回を図るが、焦りからかますますキンタナの術中にはまってしまう。判定でキンタナの勝ち。大番狂わせだ。

3月5日 「越乃景虎 龍 本醸造酒」を嗜みつつ
ミドル級10回戦
ジョン・ダディ  判定  ワリド・スミチェット
 手数で押しにいったダディだが、スミチェットのパンチがガードをすり抜けてよく当たる。中盤にやや勢いをなくしたスミチェットだったが、ダディの攻撃に対してはしっかりと攻撃を返す。だが、両者決定打を放つことはできず、判定でダディの勝ち。

IBF・WBO世界ヘビー級王座統一戦
ウラディミール・クリチコ  判定  スルタン・イブラギモフ
 イブラギモフのリードを叩き落としながら試合を組み立てるクリチコ。ペースは完全にクリチコのものだが、倒すための一歩が出ない。左で制したまま、12ラウンドが終わってしまった。判定でクリチコの勝ち。

3月3日 「睡龍 純米原酒」を嗜みつつ
スーパー・バンタム級4回戦
山中 浩之  判定  山川 浩平
 山川のガードの隙間に山中のパンチが滑り込む。山川はこれを避けることができない。しかし、決定打を放つことはできずに試合は終了。山中の判定勝ち。

ライト・フライ級8回戦
山脇 正輝  判定  小山 健太
 前に出る山脇をアウトボクシングでさばく小山。時折、山脇が小山を射程に捉えるが、小山は一瞬だけ接近戦に応じて、するりと身をかわす。最終ラウンドは打ち合いに応じたものの、判定では山脇の攻勢が評価されて山脇の判定勝ち。

スーパー・バンタム級10回戦
山口 賢一  4RTKO  小林 克也
 トリッキーな動きで小林を翻弄する山口。なんとか山口を追いつめようとする小林だったが、山口の一発がこめかみを捉えてしまった。山口がダウンを奪う。立ち上がって応戦するがダメージは深く、打たれてふらついたところでレフェリーが割って入った。山口のTKO勝ち。

3月2日 「睡龍 純米原酒」を嗜みつつ
フライ級4回戦
河本 幸也  ドロー  中村 竜太
 よく手数を出した河本と中村だが、両者とも腕の伸びが足らない感じ。決定的なシーンは訪れず、判定はドロー。

スーパー・ウェルター級4回戦
津田 修吾  2RTKO  下野 喜道
 互角の打ち合いで始まったこの戦い。やや押され気味だった津田の右フックが試合を決めた。直撃をくらった下野はなんとか立ち上がろうとしたが、足元定まらず、レフェリーが試合終了を宣言。津田のTKO勝ち。

バンタム級4回戦
内海 俊忠  1RKO  大鹿 賢
 速攻をしかけた内海。大鹿が何もできないうちにラッシュに巻き込み、最後は左アッパーをガードの隙間にねじ込んで勝負を決めた。内海のKO勝ち。あっという間に大鹿の心を折ってしまった内海。強い。

日本ミドル級タイトルマッチ
江口 啓二  判定  鈴木 典史
 小刻みに体を振りながらさまざまな角度からパンチを放つ江口を、鈴木はとにかく追いかけ、追いつめる。時折、強烈なパンチがお互いに決まることはあったが、決定的なダメージを与えることはできず、判定で江口の勝ち。

3月1日 「睡龍 純米原酒」を嗜みつつ
OPBFウェルター級タイトルマッチ
レブ・サンティリャン  6RTKO  佐々木 基樹
 試合開始直後の奇襲でペースを掴んだ佐々木。立ち直れないサンティリャンからダウンを奪う。しかし、徐々にリズムを立て直してきたサンティリャンは中盤から攻勢に転じる。スタミナ切れの様相を呈してきた佐々木が防戦一方になりはじめた第6ラウンド、サンティリャンの一瞬の隙を突いた佐々木の左右フックがサンティリャンをマットに叩きつけた。立ち上がったサンティリャンだったが、佐々木のラッシュに曝されて崩れ落ち、試合は終わった。佐々木のTKO勝ち。佐々木の試合は面白い。何かをやってくれる。

OPBF・日本スーパー・フライ級タイトルマッチ
河野 公平  判定  相澤 国之
 強打を叩きつけあう河野と相澤。やや河野優勢に見えるが、決定的ではない。そして、ラビットパンチで河野は1点減点されてしまう。試合はそのまま終了し、判定で河野の勝ち。

62kg契約級8回戦
大沢 宏晋  4RTKO  御舩シュート
 ぐいぐいと攻め込む御舩。迎え撃つ大沢の右フックが御舩のテンプルを捉えた。大沢がダウンを奪う。必死に巻き返しを図る御舩だったが、第4ラウンド、再び大沢の右ストレートが顎先を打ち貫いた。蹈鞴を踏みながら後退する御舩を、大沢が容赦なく攻め立て、ダウンしたところでコーナーからタオルが投入された。大沢のTKO勝ち。脳を揺らした大沢のピンポイントブロー。見事だ。

64.5kg契約級8回戦
赤澤 慎司  判定  前川 洋昭
 闘志むき出しの前川と、冷静な赤澤。しかし、両者ともあらん限りの力を持って殴り合う。序盤、勢いのあった前川だったが、鼻血で呼吸が苦しくなったのか後半ペースダウン。だが、赤澤の連打に呑み込まれることはなく、判定で前川の勝ち。

バンタム級8回戦
山口 憲一  判定  渡辺 才一
 最初から最後まで手を出し続けた山口と渡辺。中盤以降、山口のパンチが渡辺の頭を跳ね上げるシーンが増えてくる。タイミングを掴んだようだ。そして試合は終了し、判定で山口の勝ち。

スーパー・ライト級4回戦
遠藤 圭  判定  田崎 暁臣
 深い懐を活かして闘いたい田崎だが、遠藤の鋭いステップインを止めきれず、再三ロングパンチを食らってしまう。そして第3ラウンド、ついに遠藤の右ストレートが田崎の顎を打ち抜いた。田崎がダウンを喫する。最終ラウンド、挽回を図る田崎がプレッシャーをかけるが、逆転の一打を放つことはできず、判定で遠藤の勝ち。

フェザー級4回戦
千賀 拓己  判定  北田 竜統
 サウスポーの北田だが、そのメリットをまだ活かせていない。千賀に対して、同じリズムでパンチを繰り出している。だが、打ち合いを制したのも北田。判定で北田の勝ち。

スーパー・フェザー級4回戦
川合 智  判定  木村 由貴紀
 鋭いパンチの交換となるが、後半、スタミナ切れで決め手を欠き、判定へ。川合の勝ち。

フェザー級6回戦
石東 正浩  1RTKO  真木 大作
 石東の右ストレートで崩れ落ちた真木。2度目のダウンを喫した時点でダメかと思ったが、右フックで石東を跪かせてダウンを奪い返す。しかし、再び攻勢に出た石東の右ストレートで再度顎を打ち抜かれてダウン。石東のTKO勝ち。短時間だったが、実に見応えのある試合だった。

スーパー・ライト級10回戦
西尾 彰人  6RTKO  土居 祐介
 ガンガン前に出る土居に対して、後退しながらタイミングをはかる西尾。勢いに乗ってきた土居の顎を西尾のコンパクトなフックが打ち抜いた。西尾が最初のダウンを奪う。第6ラウンド、再び攻勢を強めた土居だったが、ダッシュ力が落ちていた。十分に溜をつくった西尾のパンチが、再び土居の顔面を襲う。決定的なダウンからなんとか立ち上がった土居だったが、西尾の追撃を堪え忍ぶことはできず、レフェリーが試合を止めた。西尾のTKO勝ち。あの隙間をすり抜けたカウンターはお見事。

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
新井田 豊  6RKO  ホセ・ルイス・バレラ
 左の名手の面目躍如。久々に新井田らしい左でバレラを攻め立てる。左の連打でバレラを追い立て、序盤にダウンを奪う。中盤に入ってバレラが反撃に転じるが、新井田はそれをいなし、リバーブローでバレラをマットに這わせた。マウスピースを吐きだして悶絶するバレラ。レフェリーによるテンカウントが終了し、新井田のKO勝ち。あの左の連打は、天才の名を恣にした頃の新井田のパンチだ。素晴らしい。

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