2011年1月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合結果を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

1月31日 「ふじの井 純米吟醸酒」を嗜みつつ
WBA世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
李 冽理  判定  下田 昭文
 スリリングなパンチを放つ両者。体全体のスピードを活かして連打を放つ下田と、一瞬の隙を突いて拳を突き刺す李。主導権を握ったのは下田だった。第3ラウンド、左フックで李をマットに沈める。立ち上がった李をこのまましとめるかと思いきや、李の右ストレートで逆にダウンを喫するが、第5ラウンドにはすれ違いざまのカウンターで再び李からダウンを奪って完全にリズムに乗る。すでに李には下田を止めることはできなかった。下田の動きに狙いを定めることはできず、いいように顔面とボディを打ち分けられてしまう。最終ラウンドまで李の心が折れることはなかったが、下田に傾いてしまった流れを取り戻すことはできないまま試合終了。下田の勝ち。

WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
内山 高志  負傷TKO  三浦 隆司
 的確な左リードブローでペースを掌握する内山。しかし第3ラウンド、三浦の左ストレートが内山のガードをすり抜けてクリーンヒットした。内山がダウンを喫する。立ち上がった内山に対してさらにプレッシャーを強めた三浦だったが、冷静さを取り戻した内山に徐々にペースを奪い返されてゆく。中盤、内山のジャブが三浦の顔面に突き刺さる。ガードを上げても、頭を振っても的確に三浦の顔面を捉える内山のジャブ。三浦の右目はみるみるうちに塞がっていった。そして第ラウンド開始時、三浦の目が完全に塞がったとの判断でドクターストップ。内山の負傷TKO勝ち。

WBO世界ミドル級王座決定戦
ダニエル・ジェイコブス  5RTKO  ディミトリー・ピログ
 鋭いパンチでジェイコブスにプレッシャーをかけるピログ。第1ラウンド、ピログのワンツーがジェイコブスのガードを割って炸裂し、ジェイコブスの膝が折れる。危うくダウンを喫するところだった。ジェイコブスはカウンターでペースを取り戻そうとするが、ピログのボディワークに翻弄されてなかなか体勢を立て直せない。第5ラウンド、振り払うように放ったジェイコブスのジャブに、ピログの右ストレートがカウンターで突き刺さった。前のめりに倒れ込むジェイコブス。一瞬カウントをとろうとしたレフェリーだったがすぐに両手を交差。ピログのTKO勝ち。

WBO世界フェザー級タイトルマッチ
ファン・マヌエル・ロペス  2RTKO  バーナベ・コンセプション
 持ち前のパワーでコンセプションを吹き飛ばしたロペス。間髪入れずにたたみ込んでコンセプションからダウンを奪う。第1ラウンド、このまま攻めきってしまうかと思われたロペスにコンセプションの左フックが直撃し、逆にダウンを奪われてしまう。第2ラウンド、ロペスは冷静だった。中間距離からの右ストレートでコンセプションから2度目のダウンを奪う。完全に呑み込まれてしまったコンセプションは大きく後退をはかるが、これをロペスが走って追いかけて薙ぎ倒した。ここでレフェリーが試合をストップ。ロペスのTKO勝ち。

WBA暫定世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
ノニト・ドネア  8RTKO  エルナン・マルケス
 スイッチしてサウスポーで構えるドネア。マルケスはタイソンの異名どおり、ぐいぐいと懐に踏み込んではコンパクトな強打を振るう。序盤、ペースをわずかに引き寄せているのはドネアだが、マルケスもきわどいパンチでマルケスにプレッシャーをかける。だが、第5ラウンド、ドネアがオーソドックスに構えを変えるとあっという間に流れが変わった。細かくポジションを変えながらドネアがマルケスにパンチを浴びせ続ける。為す術なく後退するマルケス。素そして第8ラウンド、打ち合いに応じたマルケスの顎をドネアの左スマッシュが打ち貫いた。マットに崩れ落ちるマルケス。立ち上がるもののレフェリーは試合続行不能と判断して試合終了。ドネアのTKO勝ち。

1月29日 「ふじの井 純米吟醸酒」を嗜みつつ
ウェルター級10回戦
ルスラン・ブロボドニコフ  9RTKO  エマヌエル・アウグストゥス
 いきなり接近戦を始めた両者。互いのパンチを喰らいながら耐え、そして間髪入れずに反撃する。第3ラウンド、ブロボドニコフの左ボディから右フックへつないだコンビネーションがアウグストゥスの顔面をまともに捉えた。ブロボドニコフがダウンを奪う。しかし、ここから奮起したアウグストゥスはトリッキーな動きを交えながらブロボドニコフに応戦し、追撃を振り切った。だが第9ラウンド、蓄積したダメージはアウグストゥスの動きを鈍らせていた。ブロボドニコフにプレッシャーにコーナーまで追い詰められラッシュにさらされる。再びアウグストゥスがダウン。立ち上がるもののブロボドニコフの攻めを凌ぐことはできず、再びコーナーで顎を跳ね上げられたところでレフェリーが割って入った。ブロボドニコフの勝ち。

スーパー・ライト級4回戦
ホセ・マルチネス  判定  オルランド・ゴメス
 打ち合いを望んだ両者だが、タイプがまるで違う。ハンドスピードとフットワークで攻め立てるマルチネスと、どっしりした構えから光速強打を繰り出すゴメス。序盤、マルチネスの出入りがゴメスを困惑させるが、これに慣れた中盤以降、ゴメスが常に前に出てマルチネスを圧倒する。だが、両者最後まで決定的なチャンスをつくることはできずに試合終了。判定でゴメスの勝ち。

スーパー・フェザー級4回戦
レネ・ルナ  判定  ラムジー・ルナ
 第1ラウンドの超高速戦を征したのはラムジーだった。レネの顎を右ストレートで打ち抜きダウンを奪う。これでリズムに乗ったラムジーは、完全にレネを手玉にとりながらクリーンヒットを積み重ねてゆく。レネも踏ん張るがラムジーを捉えることはできず、試合はそのまま終了のゴングが鳴った。ラムジーの勝ち。

IBF世界ライト級挑戦者決定戦
金 智勲  1RTKO  アメス・ディアス
 クラウチングスタイルで懐を狙う金をディアスの強烈なリードパンチが突き放す。近づけない金のガードの隙間にディアスのパンチが滑り込む。それでも前進をやめない金が千載一遇のチャンスをモノにする。一瞬間合いが詰まった踏み込み際、ダッキングしたディアスをチョッピングライトで打ち抜いた。前のめりに倒れ込むディアス。なんとか立ち上がるが、足下がおぼつかないディアスはレフェリーチェックで続行不能と判断されて試合終了。金の勝ち。

1月28日 「ふじの井 純米吟醸酒」を嗜みつつ
65.0kg契約級4回戦
小野 淳  4RTKO  クウェ・ピーター
 ファーストコンタクトでピーターの右フックを直撃されてしまった小野。ダウンを喫する。このダウンで気押されることなく攻める小野だが、ピーターも踏ん張って打ち合いに応じてくる。最終ラウンド、ピーターの左右フックで体勢が崩された小野に、ピーターが襲いかかる。手を返せないままコーナーに後退していった小野を見てレフェリーが試合をストップ。ピーターのTKO勝ち。

ライト・フライ級4回戦
成塚 亮  4R負傷判定  羽方 政臣
 コンパクトで鋭いパンチを羽方のガードの隙間に滑り込ませる成塚。時折突き刺さるリバーブローに羽方の体はだんだんくの字になっていく。だが、中盤から羽方はがむしゃらな連打をはじめる。左右フックをひたすら振り回し、成塚の攻撃を寸断する。しかし第4ラウンド、バッティングで大きく腫れ上がった成塚の目が試合続行不能と判断されて試合は負傷判定へ。成塚の勝ち。

スーパー・ウェルター級8回戦
柴田 明雄  判定  渡辺 浩三
 左で距離を測りながらミドルレンジでの攻防。両者のファイトスタイルはよく似ている。第3ラウンド、柴田のロングフックが渡辺の顎先をわずかにかすめ、尻もちをつかせる。柴田がダウンを奪った。だが、ここからプレッシャーを強めたのは渡辺の方だった。大きく踏み込みながら放つジャブで柴田を後退させ、ペースを握らせない。しかし、打ち終わりにクリーンヒットをとるのは柴田の方。時折強烈なクリーンヒットが渡辺を捉えるが、渡辺は怯まない。最終ラウンド、変わらぬ闘志で打ち合いを展開した両者だったが決着はつかず判定へ。柴田の勝ち。

1月21日 「男山 純米酒」を嗜みつつ
OPBFスーパー・バンタム級タイトルマッチ
下田 昭文  5R負傷判定  孫 昌鉉
 ヒットアンドアウェイを繰り返しながらいきなりの右ストレートを放つ孫。下田はボディを狙いつつ徐々にペースを上げていく。いよいよ両者の体が温まった第5ラウンド、下田の頭の傷が試合続行不能と判断されて試合終了。下田の負傷判定勝ち。

ライト・フライ級8回戦
木村 悠  判定  須田 拓弥
 大きなパンチで攻め立てる須田をなんとかいなそうとする木村。第2ラウンドには須田の拳が木村を捉えてダウンを奪う。しかし、徐々にペースを握った木村は的確なパンチで須田を攻め立て、ポイントで逆転。判定で木村の勝ち。

60.0kg契約級6回戦
箕輪 達郎  1R負傷引き分け  大沼 弘宣
 重たそうなパンチを振るう箕輪と大沼。だが、第1ラウンドに大沼が右目をカット。試合終了で引き分け。

スーパー・バンタム級4回戦
関 和也  判定  木下 浩太
 ワイルドなパンチを振るう木下の圧力に序盤押され気味だった関だが、慣れてくると連打の間にカウンターを滑り込ませるようになる。それでも前に出る木下は徐々にポイントを奪われてゆく。最終ラウンド、なんとしても倒したい木下だが、関を捉えることはできずに試合終了。判定で関の勝ち。

58.0kg契約級4回戦
濱名 潤  4RTKO  袴田 浩祐
 ロングレンジでストレートを突きあう濱名と袴田。濱名のパンチが要所で袴田を捉えるが、押されず打ち返して盛り返す。最終ラウンド、判定間近の最後の打ち合いで濱名の右フックが袴田の顎を打ち抜いた。力なく崩れ落ちた袴田にレフェリーが駆け寄り両手を交差する。濱名のTKO勝ち。

スーパー・フライ級4回戦
蔦野 哲平  1RTKO  山口 祥之
 いきなり襲いかかった蔦野に山口が応戦する。なんとか勢いに逆らいたかった山口だったが、第1ラウンドにダウンを奪われる。立ち上がって再び打ち合いに挑んだ山口だが、コーナーに追い込まれて蔦野のラッシュに晒される。そして第1ラウンド終了間際、蔦野の左フックが山口の顎先を捉たところでレフェリーが割ってはいる。蔦野のTKO勝ち。

1月20日 「男山 純米酒」を嗜みつつ
フェザー級6回戦
闘魂タクロー  1RTKO  山本 健司
 ボディブローからはいって山本の機先を制したタクロー。体勢を立て直したかった山本だが、中途半端に繰り出した右ストレートにタクローの右ストレートがカウンターで突き刺さった。タクローがダウンを奪う。なんとか立ち上がった山本だったが、タクローのラッシュで一気にコーナーに追い詰められ、再び右ストレートを食らってマットに沈んだ。タクローのTKO勝ち。

バンタム級6回戦
山口 憲一  判定  藤原 陽介
 鋭く伸びるジャブで山口を突き放す藤原。山口が引き手にあわせるカウンターで接近戦に持ち込もうとしたところ、藤原もこれに応じてきた。山口にとっては願ったり叶ったり。打ち合いに持ち込みたいところだったのだが、藤原が放つクロスレンジのパンチが山口のボクシングを封じてしまう。時折突き上げるアッパーはインファイターのモノだ。必死にペースを取り戻そうとする山口だったが、最後まで藤原のボクシングを崩すことができずに試合終了。判定で藤原の勝ち。

ライト・フライ級8回戦
田口 良一  6RTKO  平川 聖地
 突進力で田口に迫る平川だったが、ラウンドが進むにつれて田口が平川の動きを見切りはじめる。田口のパンチをかわして顔面、ボディを打ち分ける。中盤、リズムに乗った田口の腕はしなるように拳を叩き込む。第6ラウンド、動きが止まったところへ田口のクリーンヒットを連打されてレフェリーが割ってはいる。田口のTKO勝ち。

1月6日 「男山 純米酒」を嗜みつつ
OPBFスーパー・ライト級タイトルマッチ
ランディ・スイコ  判定  佐々木 基樹
 じりじりとプレッシャーをかけるスイコに対して、変則サイドステップで攪乱する佐々木。スイコのパンチをかいくぐりながら佐々木はクリーンヒットを奪うが、スイコは顔色ひとつ変えずに前進してくる。そして、前進しながらスイコが放つパンチは重く、ガードを貫通して佐々木にダメージを与える。互いに決定的な場面をつくることができずに迎えた第10ラウンド、佐々木の連打でついにスイコが蹈鞴を踏んだ。佐々木の追撃にたまらずマットに腰を落としたスイコ。佐々木がダウンを奪う。再度逆転を狙って虎視眈々と佐々木のラッシュに耐えるスイコだったが、最後まで流れを戻すことはできずに試合終了。判定で佐々木の勝ち。

日本スーパー・ライト級タイトルマッチ
亀海 喜寛  4RTKO  塩谷 智行
 ミドルレンジからパワフルなパンチを振るう亀海。塩谷は密着戦に持ち込んでがちゃがちゃ打ち合いたいところだが、密着戦で亀海の放つリバーブローが確実に塩谷の横っ腹に突き刺さる。次第に前進する足をなくしていく塩谷は後退をはじめ、ロープ際に追い詰められてゆく。そして第4ラウンド、コーナーに追い詰められてラッシュに晒される塩谷を見てレフェリーが試合続行不能と判断。亀海のTKO勝ち。

スーパー・バンタム級8回戦
石本 康隆  判定  小泉 雄大
 初回から激しくパンチを交換しあう石本と小泉。フットワークでこまめに距離を変えながら戦う石本に小泉はついていけない。しかし、接近戦に持ち込んでから連打をまとめる小泉はなんとか石本を射程に捉えようとプレッシャーをかける。バッティングで数カ所から流血した石本だが、最後まで足を動かしながらの攻撃を続け、小泉にペースを渡すことなく試合終了。判定で石本の勝ち。

スーパー・ライト級8回戦
外園 隼人  4RTKO  朴 賛煕
 ガードを固めて突っ込んでくる朴をなんとか止めたい外園。滑り出しは外園の懐に潜り込み接近戦を展開した朴だったが、外園のパンチが精度を上げるにつれて次第に距離が離れはじめる。朴の射程外から放たれる外園のパンチは的確に朴の顔面を捉えるが、タフネスを誇る朴はすぐに体勢を立て直してくる。しかし第4ラウンド、外園の右フックが朴の顔面を打ち抜いた。がくっと失速した朴はガードを固めるが外園のラッシュにもはやパンチを返すことはできずにレフェリーストップ。外園のTKO勝ち。

73.0kg契約級6回戦
カルロス・リナレス  5RTKO  呉 必勝
 距離をとりたいリナレスに対してひたすら突進してくる呉。序盤、リナレスのパンチをもらいながらも強引に距離を詰めてくる。至近距離で頭を振る呉をなかなか捉えきれないリナレスだったが、後半に入ってわずかに失速した呉を連打で攻め立てる。相変わらず前進してくるのは呉だが、射程一歩手前でリナレスのパンチに止められ、連打を浴びる。第5ラウンド、パンチは返すものの急速に勢いを失った呉を見てレフェリーが割って入った。リナレスのTKO勝ち。

87.0kg契約級4回戦
三浦 広光  2RTKO  白坂 貴昌
 小刻みに体を振りながら接近する三浦を長距離のストレートで迎撃する白坂。互いに重たいパンチを交換しながら迎えた第2ラウンド、三浦のワンツーが白坂の顔面を直撃した。ばったりと倒れる白坂。立ち上がりファイティングポーズをとった白坂だったが、狙い澄ました三浦の右ストレートをカウンターで叩き込まれて試合は決着した。三浦のTKO勝ち。

1月1日 「男山 純米酒」を嗜みつつ
スーパー・フライ級8回戦
石田 匠  判定  サンペット・ソーミーペット
 距離をとってリズムに乗りたい石田だが、ソーミーペットがそこに割り込んでくる。ジャブを浴びながら前に出て、石田にプレッシャーを与える。中盤以降、互いに手が届く間合いでの戦いになったのは石田にとっては誤算だったろう。石田のパンチを浴びても怯まず前に出るソーミーペットは最後まで健闘するが、クリーンヒットは石田が多く奪っており、判定で石田の勝ち。

58.1kg契約級6回戦
関本 純太  判定  吉田 龍生
 前に出る関本をなんとか突き放したい吉田。だが、序盤は関本の勢いが吉田を一方的に後退させる。しかし後半にはいると吉田のカウンターが関本の顔面を捉えはじめ、徐々に距離は吉田のものになってゆく。このペースを最後まで保った吉田の判定勝ち。

スーパー・ウェルター級8回戦
水本 昌寛  4RTKO  岩尾 剛
 ガードを固めて前進する岩尾をミドルレンジの強烈なパンチで食い止める水本。あと半歩近づきたい岩尾に水本の連打が突き刺さる。それでも退かずに打ち合いに臨んだ岩尾だったが第3ラウンド終了間際、水本の連打に晒されて棒立ちとなる。なんとか第4ラウンドに持ち込んだ岩尾だったが、水本の右ストレートが顔面を捉えたところでレフェリーが割って入った。水本のTKO勝ち。

WBA中南米ライト級王座決定戦
ホルヘ・リナレス  判定  リカルド・フアレス
 序盤から強引に距離を詰めてくるフアレスを左一本で突き放すリナレス。左アッパーでフアレスからダウンを奪い、主導権を握るかと思われたリナレスだったが、しつこく前に出てくるフアレスを支配することができない。終盤にはいると、ややスピードの落ちたリナレスをフアレスが射程に捉えはじめる。高速連打で弾幕を張り、要所でカウンターを決めるリナレスだが、フアレスの勢いを止めることはできず、そのまま試合終了。判定でリナレスの勝ち。

WBA・WBO世界ライト級タイトルマッチ
ファン・マヌエル・マルケス  判定  ファン・ディアス
 高速コンビネーションでがっちりとミドルレンジをキープするマルケス。この弾幕をかいくぐって懐にはいるとショートアッパーがまっている。前半、ディアスは完全に攻め手を封じられ、為す術がない。終盤に入って強引にマルケスを攻めはじめたディアスだったが、先攻逃げ切り体勢に入ったマルケスを捉えることはできないまま試合終了。判定でマルケスの勝ち。

日本フライ級タイトルマッチ
清水 智信  6RTKO  キューピー金沢
 大きなフックを振り回しながらじりじり前進してくる金沢を、ジャブでストップする清水。序盤、距離を測ることに専念した清水は中盤にはいると接近戦に応じるようになる。的確な上下の打ち分けで金沢の距離でも主導権を渡さず、一方的にパンチを当て続ける清水だが、金沢は止まらない。パンチをもらいながらぐいぐい前進を続け大きなパンチを振るい続けた。しかし第6ラウンド、清水の連打で足下がふらついた金沢を見てセコンドからタオルが投入される。清水のTKO勝ち。

日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ
芹江 匡晋  7R終了TKO  福島 学
 第3ラウンド、いきなりの右ストレートで福島から芹江がダウンを奪う。このまま攻め込みたかった芹江だったが、福島は持ち前のカウンターでその流れを寸断する。それでも打ち合いの主導権を握った芹江はオーバーハンドライトで確実に福島にダメージを与え続けた。そして第7ラウンド、芹江のパンチをかわしきれなくなった福島。ロープ伝いになんとか芹江の攻撃を振り切ってインターバルに入るものの、第8ラウンド開始のゴングに応じることはできなかった。芹江のTKO勝ち。

スーパー・ライト級10回戦
マルコ・アントニオ・バレラ  判定  アダイルトン・デ・ヘスス
 体格差を活かしてバレラにプレッシャーをかけようとしたデ・ヘススだが、ガードをすり抜けるバレラの的確なパンチで押し戻されてしまう。さらに、サイドステップしながら放たれるバレラのボディブローがデ・ヘススのボディに次々と突き刺さり、中盤に入る頃には前に出る足も止められてしまう。バレラが出てきたところにカウンターをあわせるしかないデ・ヘススに対して、バレラは距離を保ったままパンチを当て続け、そのまま圧倒的なポイント差で試合終了のゴングを聞く。判定でバレラの勝ち。

WBCシルバー・ミドル級王座決定戦
フリオ・セサール・チャベスJr.  判定  ジョン・ダディ
 ミドルレンジから強烈なパンチを放つチャベス。密着戦を信条とするダディはなんとか距離を縮めようと前進を続ける。このままの距離を保てばチャベスがペースを握るかと思われた中盤、なんとチャベスは自ら距離を縮めて頭をつけての打ち合いを挑んでゆく。回転力のあるダディのパンチを食らいながらも、真っ向から打ち返すチャベス。ダディを徐々に後退させてゆく。しかし、驚異的な耐久力を誇るダディの心は最後まで折れることはなく、激しい打ち合いのまま試合終了のゴングが鳴った。判定でチャベスの勝ち。

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