2011年2月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合結果を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

2月27日 「ふじの井 純米吟醸酒」を嗜みつつ
スーパー・ミドル級10回戦
セバスチャン・デメール  3RTKO  ブライアン・ベラ
 体重を乗せた強打でペースを握ったベラ。デメールを完全に呑み込んでしまう。第3ラウンド、デメールのガードを壊してベラの右ストレートがデメールの顔面を打ち貫いた。ベラがダウンを奪う。大きなダメージを負いながら立ち上がったデメールだが、すでにベラのパンチを受け止める余力は残っておらず、2度目のダウンのあと、立て続けにクリーンヒットを喰らったところでレフェリーが割って入った。ベラの勝ち。

ライト級6回戦
トニー・ルイス  5RKO  エイドリアン・バルデス
 鋭いパンチでプレッシャーをかけて、バルデスを追い詰めてゆくルイス。完全に流れを掌握した後半には、上下の打ち分けでじっくりとバルデスの防衛戦を崩してゆく。ボディが効いて次第に背中が丸くなるバルデス。第5ラウンド、逆転を狙って放ったバルデスの左フックにルイスの狙い澄ました左フックがカウンターで炸裂した。中空をうつろに見つめながら崩れ落ちるバルデス。立ち上がろうとするもののテンカウント内にファイティングポーズをとることはできずに試合終了。ルイスの勝ち。

スーパー・フェザー級4回戦
ケビン・ラバリー  1RKO  カルロス・マルチネス
 あっという間にマルチネスをコーナーに追い詰めたラバリー。このチャンスを逃さなかった。美しいワンツーがマルチネスの顔面を打ち貫き、マットに這わす。レフェリーのコールにマルチネスは応えることができずカウントアウト。ラバリーの勝ち。

WBCインターナショナル・ミドル級タイトルマッチ
デビッド・レミュー  1RTKO  エルビン・アヤラ
 先制攻撃を仕掛けたアヤラだったが、レミューのパワフルな攻めにあっという間に押し戻されてしまう。退くアヤラをレミューは見逃さずにコーナーへ追い詰め、ガードの隙間から連打をねじ込んで最初のダウンを奪う。立ち上がったアヤラだが、再びコーナーに追い詰められて2度目のダウン。最後はレミューのパンチでコーナーに吹き飛ばされ、戻ってきたところに左フックを叩き込まれて試合終了。レミューのTKO勝ち。

2月6日 「ふじの井 純米吟醸酒」を嗜みつつ
WBCシルバー・スーパー・ウェルター級王座決定戦
サウル・アルバレス  6RTKO  ルシアーノ・クエジョ
 アルバレスの多彩な左に翻弄されるクエジョ。第1ラウンド、一瞬クエジョのガードが落ちたところへアルバレスの左フックが飛んできた。クエジョがダウンを喫する。続く第2ラウンド、今度は距離が詰まった一瞬、アルバレスの左アッパーがクエジョのガードのど真ん中に滑り込む。再びアルバレスがダウンを奪う。これで完全にペースを握ったアルバレスは、左でクエジョを追い詰めてゆく。萎縮したクエジョはアルバレスのフェイントにことごとく引っかかり、次第にガードを固めて引きこもってゆく。しかし第6ラウンド、意を決して前に出たクエジョだったが、アルバレスの的確なブローに撃退され、為す術なくなったところでレフェリーが割って入った。アルバレスの勝ち。

WBC世界スーパー・ウェルター級挑戦者決定戦
ジョアシム・アルシン  1RTKO  アルフレド・アングロ
 ロングレンジでアングロを突き放したいアルシン。低い姿勢で懐に潜り込もうとするアングロをクリンチで止めようとしたアルシン。ここにアルシンの誤算があった。クリンチ際で放たれるアングロの強打がアルシンを立て続けに捉えた。再度距離をとったアルシンだったがすでにスピードを失い、あっという間にロープに詰められてしまう。ここぞと畳み込むアングロのパンチは確実にアルシンの顔面を打ち貫き、ゆっくりとアルシンのガードが下がったところでレフェリーが割ってはいる。アングロの勝ち。

ウェルター級12回戦
ティモシー・ブラッドリー  判定  ルイス・カルロス・アブレグ
 圧倒的なスピードでブラッドリーがアブレグを圧倒する。体格で勝るアブレグだが、とんでもなく速い踏み込みから放たれるブラッドリーのパンチについていけない。中盤にはいるとブラッドリーの動きに慣れたように見えたアブレグだったが、攻めてもあっという間にカウンターで追い出されて攻められるというパターンを繰り返す。終盤に入ってもブラッドリーの動きに衰えは見えず、最後までアブレグにボクシングをさせずに試合終了。ブラッドリーの勝ち。

WBO世界クルーザー級タイトルマッチ
マルコ・フック  5RTKO  マット・ゴトフリー
 強打でプレッシャーをかけてフックがゴトフリーを追い詰めてゆく。なんとかペースを奪い返したいゴトフリーだが、反撃もことごとく跳ね返されてしまう。第5ラウンド、ロープ際でガードを固めたまま滅多打ちにされるゴトフリーを見てレフェリーが試合をストップ。フックの勝ち。

IBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチ
ウラディミール・クリチコ  10RTKO  サミュエル・ピーター
 懐に潜り込もうとするピーターを徹底的に排除するクリチコ。左右リードパンチをほぼ均等に放つクリチコにピーターはガードすらままならない。終盤にさしかかっても展開は変わらないが、腫れあがったピーターの顔面がクリチコのパンチの威力と的確さを物語っている。そして第10ラウンド、ペースを上げたクリチコのパンチが、クリンチしようとするピーターの顔面を立て続けに跳ね上げた。とどめとばかりに突き刺さったクリチコのチョッピングライトを見てレフェリーが両者の間に入り試合終了。クリチコの勝ち。

2月3日 「ふじの井 純米吟醸酒」を嗜みつつ
スーパー・ライト級6回戦
フランキー・ゴメス  1RKO  ロニー・ピーターソン
 鋭く長い踏み込みでピーターソンにプレッシャーをかけるゴメス。あっという間にコーナーに追い込んで強打を叩きつける。ピーターソンは為す術なく後退させられ、ガードを固めるが、ゴメスの強打がガードを割って額を直撃。コーナーに崩れ落ちた。テンカウント内に立ち上がることはできず試合終了。ゴメスのKO勝ち。

IBF世界スーパー・ミドル級挑戦者決定戦
サキオ・ビカ  1R反則勝ち  ジャン・ポール・メンディ
 パワフルなパンチでメンディに襲いかかったビカは、第1ラウンド、コーナーでラッシュを浴びせ、左フックでダウンを奪う。しかし、ダウンしたメンディの顎に右フックを叩き込んでしまう。ビカの反則負け。

スーパー・ライト級10回戦
ロバート・ゲレロ  判定  ホエル・カサマヨル
 オープニングヒットで主導権を握ったゲレロがカサマヨルを攻め立てる。ゲレロの強烈な右を喰らってカサマヨルの足は死んでしまう。このまま一方的になるかと思えた第3ラウンド、ゲレロが様子見に入った隙を突いてカサマヨルが体勢を立て直す。ラウンドが進むにつれてペースを奪い返してゆくカサマヨルは、第10ラウンド、左ジャブのカウンターでゲレロからダウンを奪う。しかし、アウトボックスするゲレロを再度捉えることはできずに試合終了。ゲレロの勝ち。

WBC・WBO世界バンタム級タイトルマッチ
フェルナンド・モンティエル  3RTKO  ラファエル・コンセプション
 スリリングなパンチの交換ではじまったモンティエルとコンセプションの戦い。第2ラウンド、フェイントをかけて大きく踏み込んで放ったモンティエルの左フックがコンセプションを捉えた。モンティエルがダウンを奪う。流れを押し戻そうと強引に前に出るコンセプションだったが、今度は飛び込み際にモンティエルの左フックをあわせられて再度ダウンを奪われてしまう。第3ラウンド、すでに防戦一方になったコンセプションを追撃するモンティエル。狙い澄ました右フックでコンセプションの顔面を薙ぎ払って試合を決めた。レフェリーが即座に両手を交差してモンティエルの勝ち。

スーパー・フェザー級8回戦
ドミニク・サルシド  判定  ギジェルモ・サンチェス
 体全体のスピードを使って互いの隙を狙う両者。一進一退の攻防だがサルシドがややサンチェスにプレシャーをかけているか。終盤に入ってもスピードが衰えない両者の戦いは試合終了まで続いた。判定でサルシドの勝ち。

スーパー・ライト級10回戦
ハーマン・ニゴジョ  判定  フリオ・ディアス
 ミドルレンジをキープしながらじわじわとプレッシャーをかけるニゴジョ。これを左右にステップしながらいなして隙を探るディアス。互いにパンチを浴びながらも致命打をかわして反撃する。そんな展開が最終ラウンドまで続く。決定的な場面を作りたい両者は激しく打ち合うが試合はそのまま終了。判定でディアスの勝ち。

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