2011年3月

 このページではテレビで放送されたボクシングの試合結果を、酒を嗜みながらふらふら書きつづっていこうと思います。評価にはかなりの偏りが生じる可能性がありますが、ま、そこはそれ、ご容赦ください。

3月20日 「七賢 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
WBC世界ライト・ヘビー級王座統一戦
ジャン・パスカル  10R負傷判定  チャド・ドーソン
 距離の長い右ジャブで距離を保ちたいドーソンと、スピードに乗った出入りで距離を支配したいパスカル。序盤は一進一退の展開だが、徐々にパスカルのスピードがドーソンを突き放し始める。射程距離はドーソンの方が長いにもかかわらず、パスカルの左が確実にドーソンを捉える。終盤に入って両者に疲れが見え始めるが、ドーソンがペースを奪い返すことはなかった。第11ラウンド、偶然のバッティングでカットしたドーソンの傷が試合続行不能と判断されて試合終了。パスカルの負傷判定勝ち。

WBC・IBF世界スーパー・ライト級タイトルマッチ
デボン・アレキサンダー  判定  アンドレアス・コテルニク
 ガードを固めて前進してくるコテルニクに、アレキサンダーの速射砲のような連打が降りそそぐ。コテルニクはアレキサンダーを射程に捉えることができない。しかし、強固な防壁でクリーンヒットをとることができないアレキサンダーのリズムは次第に崩れてゆく。中盤、コテルニクのパンチがアレキサンダーを捉え始め、互いのパンチがヒットするようになる。終盤にはいるとアレキサンダーが足を使って逃げる場面も見られるようになり、ペースはコテルニクに渡りかけていた。しかし、決定的なシーンが来る前に試合終了。判定でアレキサンダーの勝ち。

3月19日 「七賢 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
NABO北米ユース・スーパー・バンタム級タイトルマッチ
リコ・ラモス  判定  クワテモク・バルガス
 軽快なステップワークで距離をがっちりキープするラモス。プレッシャーをかけるバルガスだが、まったく手が届かない。そして、バルガスの突進が止まった瞬間、ラモスのパンチがガードの隙間に滑り込む。。完全に主導権を握ったラモスは中盤から足を止めて積極的にカウンターを狙う。それを承知で飛び込むバルガスだが、終盤に入っても自分の距離でボクシングをさせてもらえない。ラモスがこのまま逃げ切って判定勝ち。

WBAライト・ヘビー級タイトルマッチ
ベイブド・シュメノフ  判定  ヤケスラフ・ユゼルコフ
 試合開始早々、鋭い左フックでユゼルコフがダウンを奪えば、第3ラウンドにはシュメノフのワンツーがユゼルコフをマットに這わせる。ここで試合は振り出しに戻り、両者の打ち合いが始まる。随所で高いテクニックを見せるユゼルコフだが、シュメノフのパワフルな連打にじりじりと後退させられる。終盤に入り、前に出られないユゼルコフと、疲労が見えてきたシュメノフ。それでも最後までパンチを出し続けながら試合終了となった。シュメノフの勝ち。

3月17日 「七賢 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
ウェルター級10回戦
ビクター・オルティス  3RTKO  ビビアン・ハリス
 互いに様子を見るオルティスとハリス。均衡を破ったのはオルティスが放った左フックのダブルだった。ハリスからダウンを奪う。このフックが見えていないハリスはなんとかこのラウンドをしのごうとするが、リズムに乗ったオルティスのフックをかわすことはできず、立て続けに2度のダウンを喫してしまう。続く第3ラウンド、鋭く踏み込んだオルティスの右フックがハリスのガードの隙間に滑り込んで4度目のダウン。ここでレフェリーが両手を交差して試合が終わった。オルティスのTKO勝ち。

WBCシルバー・スーパー・ウェルター級タイトルマッチ
サウル・アルバレス  6RKO  カルロス・バルドミール
 アルバレスをしつこくしつこく追い詰めてゆくバルドミール。サイドステップしながらカウンターを叩き込むアルバレスだが、バルドミールは止まらない。中盤にはいってバルドミールのパンチもきわどいところをかすめるようになるが、アルバレスのパンチもバルドミールに重大なダメージを与えていた。第6ラウンド、次第に失速してゆくバルドミールにアルバレスの左フックがカウンターで炸裂。バルドミールは前のめりにマットに崩れ落ちた。アルバレスのKO勝ち。

ミドル級12回戦
シェーン・モズリー  判定  セルジオ・モーラ
 懐の深さを利用してモズリーを遠ざけるモーラ。射程内で高速連打に持ち込みたいモズリーはモーラのつくった距離の中で試行錯誤を繰り返すことになる。大きく鋭く踏み込んだり、ジャブを連打しながら走り込んだり、モズリーの能力をフルに活かして攻め込むものの、ことごとくモーラにいなされてしまう。中盤まではそれでも攻め続けたモズリーだったが、終盤に入ってわずかにスピードが落ちたところへモーラが攻め込んできた。スリリングな打ち合いは試合終了のゴングまで展開され、判定でモーラの勝ち。

3月10日 「七賢 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
OPBF・日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ
チャーリー太田  判定  湯場 忠志
 序盤からスピードに乗った攻めを展開する太田。湯場は後退しながらカウンターを狙うが、なかなか太田を捉えられない。中盤に入ると湯場の的確なパンチが太田にヒットしはじめるが、やはり前進するのは太田。そして、執拗な太田のボディ攻撃で、湯場は脇腹をかばいはじめる。終盤、スタミナ切れも見え始めた湯場は完全に太田の勢いに呑まれてしまう。最後まで前進し続けた太田は湯場に一矢報いる隙を与えず試合終了。判定で太田の勝ち。

日本ライト級タイトルマッチ
荒川 仁人  5RTKO  大村 光矢
 ゴングと同時に荒川に向かって突進した大村。このまま畳み込みたいところだったが、冷静にいなして距離をつくった荒川が次第にペースを握ってゆく。第2ラウンド、タイミングのいいカウンターで荒川がダウンを奪うと、大村の奪取が鈍りはじめる。第5ラウンド、ミドルレンジで対峙した大村に荒川の左フックが直撃した。一瞬硬直した大村に荒川が追撃を仕掛けたところでレフェリーが割ってはいる。荒川のTKO勝ち。

スーパー・フェザー級8回戦
金子 大樹  ドロー  三谷 拓也
 互いに様子見ではじまった金子と三谷の戦い。じわじわと前に出て行くのは三谷。日本ランカーの金子を圧倒する。しかし第6ラウンド、金子の右フックが三谷を捉えて膝を揺らす。ここで逆転したいところだったが三谷に体勢を整えられてそのまま試合終了。判定はドロー。

ライト級8回戦
小澤 剛  判定  田川 智久
 初回から懐に潜って接近戦を挑む小澤。なんとか突き放したい田川だがどうにも距離をとることができない。中盤に入る頃には田川も接近戦に応じていたが、ここは小澤の土俵。潜り込んでボディでペースを握った小澤が判定勝ち。

バンタム級6回戦
のっぽ長島  判定  中野 敬太
 ガードを固めて前進する中野を長島が迎え撃つ。しかし、距離は徐々に詰まってゆき、流れは中野に傾いてゆく。この流れは終盤まで変わることはなく、最後まで両者決定的なチャンスをつくることはできなかった。判定で中野の勝ち。

3月5日 「七賢 純米吟醸生酒」を嗜みつつ
スーパー・フライ級4回戦
松井 大輝  判定  河本 幸也
 序盤、距離を活かしてクリーンヒットを奪った松井だが、ラウンドが進むにつれて距離は縮まり、終盤はクロスレンジでの打ち合いとなる。だが、松井はこの距離でも河本にペースを譲らず試合を展開し、そのまま試合終了。松井の判定勝ち。

バンタム級6回戦
山本 隆寛  判定  利幸トーレス
 コンパクトな連打でトーレスを追い詰める山本。序盤、トーレスはロープ際から逃げることができない。しかし、動きながらリズムをつかんだトーレスは山本の強打をいなしながらパンチをヒットさせ、山本の打ち疲れを誘った。終盤、ペースの落ちた山本はトーレスと互角の打ち合いを展開するが、両者決定的な場面は作れずに試合終了。判定で山本の勝ち。

53.0kg契約級
帝里 木下  判定  松元 雄大
 じりじりとプレッシャーをかける帝里と距離をとってカウンターを狙う松元。緊迫の攻防がひたすら続くが決定的なチャンスをつくることはできず試合終了。判定で帝里の勝ち。

3月3日 「ふじの井 純米吟醸酒」を嗜みつつ
62.3kg契約級4回戦
川口 将也  判定  大浦 純生
 豪快なパンチで攻め込む川口を大浦のコンパクトなパンチが迎え撃つ。序盤、攻め込んだ川口だが、次第に大浦の的確なパンチに押し戻され、ロープを背負うことが多くなる。だが、要所で放たれる川口のパンチが大浦を捉えて決定的なチャンスはつくらせない。激しい打ち合いは試合終了のゴングまで続き、判定で大浦の勝ち。

ウェルター級6回戦
長島 謙吾  判定  巴山 宏知
 迫力あるワンツーで巴山を追い詰めた長島は第2ラウンドにダウンを奪う。だが、このダウンから立ち直った巴山は鋭いパンチを長島の上下に散らして徐々にペースを奪い返してゆく。終盤に入ってボディのダメージが見え始めた長島にヒットアンドアウェイを仕掛ける巴山だが、長島の勢いを殺すことまではできずに試合終了。判定で巴山の勝ち。

スーパー・ウェルター級10回戦
野中 悠樹  判定  ドミトリー・ニクーリン
 じりじりと前進してくるニクーリンを下がりながら迎撃する野中。手数を出す野中だが、ニクーリンのディフェンスに阻まれて決定打とはならない。後半に入っても前進を続けるニクーリンだが、野中のペースを崩すことはできず、また、野中もニクーリンに決定的なダメージを与えることはできなかった。試合はそのまま終了。野中の勝ち。

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